今日も明日も元気

おやじの本音を綴ります。

唯我独尊

2012-11-26 05:56:11 | ブログ


地元のサッカーチームがJ1進出プレーオフ戦を勝ち抜き見事に昇格することができた。4年前にJ2降格、さらに経営難も発覚し有力な選手がチームを離れ正直なところ再建は不可能だろうと思った。

今年はリーグ当初から上位につけ頑張るチームに、県や民間企業、そして熱心なサポーターが資金集めを行い何とかJリーグからの期限付き融資を返済することができ経営継続することができた。

スター不在のチームは、強敵を破ったかと思えば下位のチームに不覚を喫するなど応援するファンをヤキモキさせたが本当に良かった…

話しは変わるが、最近のゴルフトーナメントは韓国選手の独壇場だ。宮里藍というスーパープレーヤーがアメリカツアーに参戦しているとはいえ日本人選手のここぞという時の押しの弱さにするガッカリしてしまう…というか彼らの勝負に対する執念に日本人は圧倒されている。

「天上天下唯我独尊 この世で俺ほど偉い奴は誰もいない」仏教伝承の地ゆえの発想なのか、敗者の気持ちなど見向きもしない態度に不快感を感じてしまう。故に団体戦になると「俺が、俺が」の気持ちが障害となってチームワーク重視の日本に苦杯を喫する。

写真は娘が参加した高校一年生吹奏楽部ファーストコンサート終了の記念撮影。入学して始めて触れた金管楽器で何とかここまでやってきた。個のレベルは話しにならないほど低いが、多くの友人達に助けられながら楽しく高校生活を満喫している娘の笑顔に安堵する。決して一人では成し遂げることが出来なくてもみんなの思いが一つになるように互い協力し合って成し遂げたコンサート。出来はまだまだだが、その分楽しみも多い。

トリニータ頑張れ、東明高校吹奏楽部頑張れ?







予言者

2012-11-12 21:26:32 | おやじ・子育て

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いまにして思えばあっという間の、しかし当時の自分にとってはとても長かった小学校生活。下のムスメも、いよいよ中学生になろうとしている。

何かにつけて長女とセットで考えるため、つい小さい、幼い、カワイイ次女と盲目的な親バカぶりを発揮するワタシだが、さすが霊長類の頂点を極める一個体の生命体として過酷な現代社会にその存在を示しているようだ…

とくに内なる顔と外面は親の想像を遥かに超えるようで、その実態、いやどちらが本当の姿なのかワタシには確たる自信はないが、恐らくおよそカワイイ次女ではないようだ…

シッカリと自分を構え、自分の意志で、自分の将来を考えているようだ。彼女の口癖は「私は早く孤立したい」らしく、おそらく「独立」と間違えているだろうという程度にしか捉えていない呑気なワタシこそが孤立、いや孤独してしまうかも…

そんな彼女が政治に目を向けた。

「きっとオバマが当選するよ」

そして彼女の予言通りに彼の政治生命が4年伸びた。

「なぜ彼が当選すると判ったんだ?」

ワタシの問いに彼女は小学生らしい(?)笑顔を見せながら答えた。

「だって見た目がイイモン!!」

しかしワタシは騙されない、過去に何度も彼女の裏切りにあったから…

彼女がどうして混迷した次期アメリカ大統領選挙の結果を予測できたのか?

多くの評論家たちが優劣をつけがたいと悩んだ結果を予言できたのか?

「おとうさんの会社の景気は良くなるだろうか?」

聞きたいのはヤマヤマだが怖くて訊けない11月の夜は長い…


AOR考

2012-11-08 20:21:31 | ブログ

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娘の通う高校OBがコンサートで演奏したという曲が実に懐かしい・・・ボズ・スキャッグスの「ウィ・アー・オール・アローン」

スティーブ・ミラー・バンドでデビューした彼のナンバーはとてもシックでドライブのBGMとして好んで選ぶひとつ。

ボビー・コールドウェルも嫌いではないが、大人の雰囲気を漂わせるバラードはカッコいい。

彼はAORサウンドの代表としてもよく引き合いに出される。

ところでAORってご存知?

日本的には「アダルト・オリエンテド・ロック」なぞというわかるようなわからん様な和訳で何となく「大人向きのロック」ね…ということでジャンルにまとめているが、AOR本家アメリカではTOTOも代表として名を連ねている。

「へぇ!?そうなんだ」

スタジオミュージシャンとして幅広いジャンルをレベルの高いプレイで一世風靡したTOTOも懐かしい・・・しかしちょっとニュアンスとして「大人向き」というには悩ましい。

どちらかというと完成度の高いアルバムを作る本格派ロック、イマドキでいえばmaroon5みたいな感じかな。。。「オーディオ・オリエンテド・ロック」という解釈のほうがシックリくるかも


天地明察

2012-11-05 15:02:42 | ゴルフ

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写真は11日からトーナメントが開催される宮崎フェニックスカントリー高千穂コースの3番165ヤードショートホールのティグラウンド・・・プロが使用する手前に見えるバックティはチェック柄、そしてフェアウェイは縞模様と綺麗に刈られていた。

滅多に経験できないラウンドに同窓生たちと挑んだ当日は薄曇りながら暖かく、太平洋から吹き付ける風も気になるほどではないコンディションにスコアの期待が高まる。

学生時代に親しんだ宮崎弁でジョークやアドバイスをくれる往年キャディと和やかに歩きながらのプレーはとても楽しかったが、さすがにコースはタイトで松林はもちろんガードバンカーやラフに苦しんだスコアは残念、しかし当然といえば当然の結果となった。

前日の期待と興奮で盛り上がった酒宴からまだ醒めないままに臨んだトーナメントコースはわれらに心地よい疲労感を与えてくれた。

しかしそれは達成感と呼ぶには余りにも幼稚な、どちらかというと身の程知らずが甲子園で草野球やったようなもので畏れと感動が混じった心の動揺といえる。

渋川晴海の運命は多くの偉人たちに係りながら知らず知らずにその偉業を成し遂げて行った。特に関孝和との出会いにより自分の未熟さと世間の広さを知り、そしてその智解に触れ過ちをただすことができた。(冲方丁著「天地明察」より)

われらヘボゴルファーも名門コースに触れることにより開眼できるかも・・・