この春、可能な限り守られ続けてきた雛鳥たちがいよいよ鳥かごから飛び立っていきます…はじめて知る自由というプレッシャーに戸惑いながらも、やがてまるでそんなことは既に知り尽くしているかのように果てしない空をぎこちなく、そして賑やかに飛び回るでしょう。
ところで彼の有名な『スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学2005年卒業式スピーチ』から"3つの話し"を抜粋しました。
・点と点をつなぐ話し
未来に先回りして点と点をつなぐことはできない。できるのは過去を振り返ってつなぐことだけ…だから点と点がいつか必ず何らかのかたちでつながるということを信じ続けること。歩む道のどこかで点と点がつながると信じれば、自信をもって思うままに生きることが出来る。たとえ人と違う道を歩んでも、信じることがすべてを変えてくれる。
・愛と敗北についての話し
人生には頭をレンガで殴られる時がある。しかし信念を失わないこと。それは仕事でも恋愛でも同じ…もし見つからないなら探し続けること。落ち着かないこと。愛する仕事というのは、素晴らしい人間関係と同じで、年を重ねるごとに自分を高めてくれる。
・死についての話し
17歳で読んだ本に書かれていた言葉「毎日を人生最後の日だと思って生きてみなさい。そうすればいつかあなたが正しいとわかるはずです」
そして毎朝鏡に映る自分に問いかけてきた「もし今日が自分の人生最期の日だとしたら、今日やる予定の事は本当にやりたいことだろうか?」
君たちが持つ時間は限られている。人の人生に自分の時間を費やすことは無い。最も重要なことは自分自身の心と直観に素直に従い、勇気をもって行動すること。
卒業して新しい人生に踏み出す君たちに望む「ハングリーであれ、愚か者であれ」…
以上 まだ自分たちには解らないことだらけの人生をどうやって生きていくのか?すごく重たく、そして大切な言葉ですね。
『何のために進学するのか?何のために学校へ行くのか?何のために努めるのか?』
つい疑いたくなる不安に満ちた未来ですが、信念を持ってしっかりと生き抜くこと。
今思えば後悔することがあったかもしれない。だからこそ、たった今から行動しよう。