今日も明日も元気

おやじの本音を綴ります。

そうだな・・・

2013-04-23 18:44:31 | ブログ

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「わが庭の彼岸桜は巡礼の娘の如し風吹けば泣く」 与謝野晶子

今年の3月はとても温かでサクラの開花は例年よりも随分と早かったが、庭に咲くボタン桜の背景に広がる空には高層雲が西から流れ、このところ少し肌寒い。

彼岸桜を散らす東風は暖かい風とともに春雨をもたらすが今日の雨は冷たい。

それでも来週にはゴールデンウィーク、子供たちは何かと期待に胸が膨らんでいる様子。

はたしてムスメたちの夢は叶うのか、それとも花びらのように涙を落とすのか?

他人事のように微笑む父と母であった。


スタンド バイ ミー

2013-04-13 20:45:09 | ブログ

「あなたがいると心が和む」

気の合う同窓生たちと酒を呑んだ。

その当時は進学校で連中も其れなりの知識の持ち主だ。到底ワタシなどは彼らの話の展開についていけない。仕方がないので静かに冷えた銘酒を啜る。

路地裏のいちばん奥にある居酒屋のギシギシと軋む急な階段を登った小部屋は、勤皇志士が集うに相応しい雰囲気を漂わせる。

左かと思えば右の話し、しかしその主旨は揺れずしっかりと話しにオチがつく。見事である。
尽きぬ話をツマミにして東北の地酒を啜る。

そうこうするうちに連中も酒が廻り、話しも堂々巡りになる。
『待ってました、やっと来た』

定番の話題にお決まりのオチ。
学習済みのネタに合わせて相槌を打つ。
ミンナ喜ぶ、酒を呑む。
そして楽しい夜になる。

やがて其々が餌食となって話が盛り上がる。
そしてワタシの番になる。

「ピアノを弾いていたら蓋が閉まって手を挿んだ…どう思う?」
『ナンジャ??』
意味不明の質問に答えが出ない。

「痛そうと思えばふつう。おもしろいと思った奴は発達障害!!」
『発達障害??』

要は先天的な精神障害で知的障害を伴わない症状という。
「集中力に欠け、コミュニケーション能力に問題が有り、意味のない暴力的な行動をすることがあるらしい。最近の暴力事件の加害者はこの発達障害を患っているといわれている」
『俺のことを言っているのか???』

たしかに困っている人をヘラヘラ笑いながら見ている若い連中がいる。
いまのワタシなら反吐が出そうな話だが、そうでなかったと否定できない自分もいる。

直観的で、感情的で、他人への配慮が足りないKYなワタシ…
ペチュニアの花言葉のように「あなたが傍にいてくれただけで和んだ気持ちになれる」と言われるように頑張ろう


ワタシカラノ贈る言葉

2013-04-12 19:13:48 | ブログ

「将来なにになりたいか?」

そういえば小学生のワタシが憧れていたのは『見知らぬ地』『遠い外国』

友人たちと世界地図を広げて国旗や首都を当てるクイズを出し合って遊んだことを思い出す。

それはやがて絵葉書や記念切手、ペナント収集に発展して行く。 特に憧れたのが外国の使用済み絵葉書… 小さな白いキャンバスに描かれた青いインクの不思議な模様を小学生の私には読み解くことはできない。

少し陽焼けした葉書に鼻を近づけると微かに無機質なスレンブルーの香りがする。そしてこの作者像を想い描く。

少し冷ややかな風が吹き抜けていくような白い肌に優しく落ち着いた茶色の瞳、そして少し赤毛のロングヘアーの少女・・・しかし見た目とは裏腹に好奇心が旺盛で何事にも前向きな性格の持ち主。

ところで先日テレビ番組でバナナ世代だのキウイ世代だの芸能人が騒いでいたが、どうやらワタシハその隙間にいるようだ。

バナナ世代の芸能人が感動した映画はプリンセス・アンを演じたヘップバーンの代表作。しかし初公開されたのは1956年ということでワタシの生まれる前のこと・・・ベスパが流行したのも松田優作の探偵物語からと思っていた。

キウイ世代は不良士官候補生と町工場で働く娘と鬼教官の感動ストーリーを選んだ。しかしこれも1982年公開ということで、すでに社会人となったワタシハ仕事に夢中で残念ながらマッタク縁がなかった。

やがて野暮ったい野郎どもと、そして酒とタバコの臭いにインクの香りは消されてしまったが、昔々にファンレターのお返しを貰った記憶がテレビを観ていて思い出した。

新1年生の諸君へ
どうか幼いころの夢を忘れずにいて欲しい。
それは大きく変わることもあるだろうが「いつかは点に繋がる」と彼の偉人が残した言葉。


3年目の正直

2013-04-01 19:15:52 | ブログ

Dcim0246ジャガイモの芽が出た!!

2歳の誕生日を迎えた我が家のプチ農園は、より実用性を重視しつつ進化している。

Dcim0247陽当たりを考慮しつつ配置

土いじりを始めた当初は未熟さゆえ理想ばかりを追い求め、時間と費用を浪費することに自己満足していた。しかしその成果は到底納得などできる筈もなく、スーパーの青果売り場に並ぶ産直野菜のレベルの高さとリーズナブルな価格に思わず目を背けてしまう・・・

高いイチゴの苗を買ってきて、せっせっと肥料に水やりに精を出して挙句がナメクジとアリの餌食となった。

すくすくと伸びた苗にたわわと実ったトマトの青い実が、赤く色ずく前に無残に割れてしまった梅雨。

その他オクラ、スナップエンドウ、枝豆、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワーなどなど随分と立派なメニューだが残念ながら家族からの評価を得たものは少ない。

Dcim0249_2シンプルが一番!!

今年の目玉はキュウリとナス、そしてワタシとオクサンの好物セロリを植えてみた。
勿論定番のピーマンも植えたが、これは少し早すぎかもしれない。

手前のネギもそうだが、キュウリは結構病気になりやすいと聞いている。とくに昨年イチゴが被害にあったウドンコ病に気を付けなければならない。

庭の雑草が気になるオクサンから「芝に影響しない除草剤を買ってきて」と言われたが、無農薬に拘るワタシは「とんでもない!!」とお断りした。

しかし昨年に続いて病気にやられたら心が折れてしまうかも・・・裏腹な気持ちを抱えつつもサンデーファーマーは進化している。