故あって伸ばした鼻髭・・・おそらく年内には剃ることになると思う。
そもそもオシャレのつもりでは無かったが、やはり貧乏性で少し勿体ない思いがしてきた。
人には人の思いがあるのだが、妻からは人前ではマスクを外すなとキツク言われている。
年の瀬も迫り何かと慌ただしい中、随分と長くマスクが外せないワタシに気遣いの言葉を多く戴く。
理由は明かせないが『申し訳ない』という思いと『この時期で良かった』という複雑な気持ちになる。
ところでこだわりにしては比較することすら憚れるが、首相も頑固なお人だ。
いや、『中々やるな』というのがワタシの正直な感想だ。
確かに中韓両国との関係がギクシャクしているこの時期になぜ?というのが一般論だが、では関係が修復(諸問題の棚上げという従来の外交手法?)した場合、二度と首相として靖国に参拝することは叶わないだろう。
現在進められている日中韓外交の安定化は米国抜きでは考えられない。
米国にとって自国の経済安定と防衛予算削減のためには明らかに中国との関係を安定させることが最重要課題だ。日本との同盟関係はその切り札に過ぎず、もしそのウェイトが減少した場合、いつ切り捨てられるかは不明だ。
そこで首相は同じ不安を共有する東南アジア諸国との連携強化を進めようとしている。
ところで今回の件で一斉に欧米諸国や国内左派、そして今まで日米同盟に批判的だったメディアまで挙って首相が暴走していると騒いでいる。
だがあの忌まわしい戦争で尊い命を投げ出して国を救ってくれた日本人を祀っている神社に日本人として参拝することを何故そこまで気遣わなければならないのか?
なぜ日本はあの無謀で不幸な戦争に突入しなければならなかったのか?
アジアを植民地として支配していた欧米諸国やロシアに敢然と立ち向かわなければどういうことになっていたか?
GHQ主導の戦後教育によって日本人スピリッツは骨抜きにされたが、東西冷戦によってベトナムやカンボジアの悲劇が起こり、最近ではアフガニスタン、シリアなど深刻な事態は変わりない。
そしていま再び日本を取り巻く諸問題に首相は面と向かって立ち向かおうとしている。
天皇は孤独だと先日陛下は感想を述べられたが、概ねトップに立つものは皆孤独だ。
『ガンバレ晋三!!』
ただワタシはやがて鼻髭を剃る・・・いや早く剃りたい。