3月初めに小学校の畑に植えたジャガイモがプロも驚くほど立派に成長しました。6月頃には収穫できるということですが、その前に手入れをしなければなりません。
種イモから数本の茎がでていましたが、そのなかで大きいものを2本残して摘み取る作業です。「芽掻き」とよばれ、栄養の分散を防ぎ大きなイモを収穫するために必要なのですね。
「こげぇするんで」
「こりゃイイモンでくるで」
今回も地元の方の指導を仰ぎながらの作業ですが、相変わらずワイワイと楽しそうにおしゃべりしながら、しかし作業は手早くあっという間に終わりました。
さぁ次はどうしようか・・・三者三様の意見です。
「豆がいいんじゃねえかぇ?」「キュウリは手ぇとるで…」「ありゃ大変じゃ!!」
「わしゃ豆がいいとおもうんじゃけどなぁ?」「ナスなんか植えたら次が困るで…」「そりゃやめたほうがいい!!」
「枝豆もいいとおもうんじゃけどなぁ?」「あんまり手ぇ取らん奴がイイで…」「草取りも大変で!!」
「なんがいいかのぉ?」「マメが簡単でいいで…」「そりゃイイ!!」
ということで枝豆を植えることにしました。DIYに行くと目移りするほどたくさんの種が売られていました。毎度のことですが、余分なモノまでしっかり買って(結構…お仲間がいるんです)早速豆まきです。
いくつになっても機械イジリは楽しい
「上手だよ!」CMに使えそう…
枝豆は自分たちの手でやってみようということで挑戦してみましたが…「むずかしいなぁ」が感想でした。
かの山本五十六長官の格言通りやらせていただいたわけですが、褒めてはいただけないでしょうね。しかし私たちは褒めていただくために行動しているわけではありません。
最近、後輩の勧めで奉仕活動を目的としたあるクラブに参加することになりました。その紹介のなかに「善意の反対語はなにか?」とありました。そりゃ「悪意」と考えるのが当たり前ですが、ひねっています。「それは利己心です。」とありました。なるほど他人に良かれと思って行動するこころの反対は、自分の為にしかしないという利己的なこころということです。
私たちがこうして畑で作物を作ることによっていろいろな成果が得ることができないか?もちろん自己満足なところがあることは否定はできないけど
「子どもたちに作物が育つところを見せてあげたい」とか「出来た作物をみんなでおいしく食べてみたい」「いっしょに作業をすることでよりコミニケーションを深めていきたい」などなど
サポートいただいてると思っていた人に「なんのために?」と聞かれて少し残念でズッコケテ…打ち上げと称してやけ酒少々飲み過ぎて帰り道でマタマタズッコケマシタ。