「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」
今年度はロータリーボランティア活動で子ども達に将来の自分への期待と可能性について学ぶ事業として"想像しよう!未来の君のお仕事"が今まで4回開催されました。いずれの事業も企画から準備そして開催まで担当委員会のメンバーが一致協力して、盛会のうちに終えることが出来ました。
先日開催された碩田中学校での事業も、当初は単に職業講話の予定が学校側のリクエストに応える形でミニ版のワークショップをクラスごとに行いました。
しかし、多感な頃の中学生ともなると少々気を使います。
市内中学生を対象としたイベントホールでの事業とは違い、学校現場での開催。いえば彼らのテリトリーに私たちは侵入しているのです。決して全てがウェルカムという訳ではありません。
「将来の夢に繋がる様な、いま一番気になるキーワードは何かな?」
『…』
「むずかしすぎたかな?じゃあ、好きなモノ…教科、遊び、クラブでもいい。スポーツ、芸能なんでもいいよ」
『…』
賑やかに歓声が飛び交うクラスの中でその一角は暗く沈んでいました。個人個人であればもう少しは反応するかもしれませんが、そのテーブルの数人の生徒は決してココロを開こうとはしませんでした。
開かれない彼らのココロは何を語っているのか?彼らの耳に届くようにすることができたら…すこし悲しい思いが残る事業でした。