近頃、読者登録したあるブログで、懐かしい開田高原のコスモスの美しい写真をアップしてくださっている。
蕎麦畑の白い愛らしい写真も美しい。木曽福島から開田高原を超えて高根へ。懐かしい道の脇にあるコスモス。Mihoちゃんも好きで、時折「一本ぐらいもらいたいね」ということがあるが、「だめだよ。ここの老人会が丹精込めて咲かせている」といってたしなめる。決していただいてくることはない。誤解なきよう。
木曽といえば、若い時に住んでいたし、知人(多くがもうこの世にいない)も多くいた。塩尻から国道19号をくだり、漆喰の街を過ぎ、鳥居トンネルを抜けると「木祖」に入る。しばらくして「木曽」となる。藪原も木曽福島も、上松も、大桑村も全てが懐かしい。開田高原を訪れたのは、御嶽噴火で多くの方が亡くなった翌日だった。噴煙が上がって、自然の脅威をまじかにみて、知人の村が安全だったことを確認し、開田高原で灰が着いた白菜をたくさん買って帰ってきた。
その開田高原の美しいコスモスの写真をアップしてくださる方は、きっと自然が好きな方だろうと想像している。
今しばらくすると、素晴らしき秋の木曽となるし、素晴らしき信州になる。紅葉も、新蕎麦も、漬物も青春そのもので、今では映写することもない8mmフイルムに紅葉が記録されている。しかし、12月になると厳しい冬がやってくる。マイナス22度を体験したことがある。風呂から上がってタオルを振った瞬間、サーベルのように凍ってしまった。嘘ではない。そんな、信州の写真は何につけ嬉しい。ブログの執筆者に感謝です。ありがとう。
何時も、事務所の鍵を開けるが、今日は少し時間を遅らせて、喫茶店で一服。たまにはいいだろう。9月に入り、気分を一転して、少し頑張らなければ。しかし、仕事は適当に(もう定年を超えて頑張っている)していこう。今週末には木曽にドライブもいいかもしれない。といっても、来週は長野・松本・白馬に仕事で出かけるので、Mihoちゃんと相談かな。