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夜明け前の富士山。避難と危機管理

2015年09月11日 | 毎日の話
夜明けが遅くなった。夏なら富士山はもう朝日に照らし出される。富士山も閉山の季節になり、冬準備が始まる。

支度して家を出るまでの、僅かな時間で写真を撮ることしかできないので、この時季は夜明け前ということになる。

とりあえず、写真データをMacに移し、Mihoちゃんのお弁当を持って家を出る。振り向くと、山頂に朝日が当たっている。流石に古いiPhoneでは写真にならない。山頂付近の雲は去り、赤茶色の山頂付近がよくわかる。

東北地方はまだ雨が降り続いている。仙台の広瀬川もかなり増水しているようだが、鬼怒川は字のごとく荒れまくってしまった。

昔から、日光周辺は土砂災害が多かったが、下流まで被害が及ぶことは稀で、カスリーン台風ぐらいだろうか、皆さんの危機管理意識が薄らいできたのかもしれない。鬼が注意喚起したのかもしれない。

上流の治水ダム群はよくやった。そして、砂防や治山もよく機能した。しかし、広い範囲に降った雨の量はハンパない。下流の住民は、これまで被災の経験が乏しから、まさか、堤防が決壊するとは思えなかっただろう。とにかく、これ以上の被害拡大が無いことを祈る。

それともう一つ。ハイブリッド車やEV、そして、停車するとエンジンが
止まる車の皆さん、絶対に冠水している道を走らない方がいい。避難に使うと皆さんに迷惑をかける。

冠水した場所でエンジンが止まると、マフラーから水が逆流して、二度とエンジンはかからない。だから、エンジンが止まる構造のエコカーはアウトだ。
経験で言うが、ギャを落とし、エンジンの回転数を上げて、乗り切らないとアウトだ。そして、窓ガラスは濡れてもいいから、パワーウインドなら開放しておく。ドアの半分まで水が入ってもいい。そうしないと、水圧でドアは開かない。

友人も昔、岐阜の長良川の洪水で被災した事がある。車で避難するなら、早く決断して逃げる事をお勧めする。平地でも、堤防が決壊すると、2ghの平方根の流速がおそってくる。gは重力加速度、hは水位差。5mの水位差なら、流速は10m/sぐらいになる。これはオリンピック選手が100mを世界記録ぐらいのスピードだ。とても逃げられない。

堤防沿いなら、まずは逃げる事が第一。いずれにしても、皆さん無事であってほしい。