Jerry Emma Laura Piano

Mina, Dalida, Barbara, Laura, Lara....美人大好き! あっ、Mihoが一番好き

二人とも、、、お留守番ちゃんとしていたの

2016年08月03日 | 毎日の話

Mihoちゃんと外食して戻ってくると、ジェリーは気に入らなかったにちがいない。せっかく新しいお水を入れたバケツをひっくり返していた。リードを外すと、真っ先にリビングに走り込んで、おかぁしゃんにおやつをもらって、大好きなポジションに座る。そしてこの嬉しそうな顔。

「ジェリー、なんて顔なんだよ。馬鹿丸出しだよその顔」

後ろでラウラが狙っている。

「おとしゃん。僕はちゃんとお留守番してたよ」

「嘘言えよ。バケツ壊れちゃったよ」

「まぁ、気にしない、気にしない」

「アタシは、ちゃんとお留守番していたのよ。なんでアタシにはおやつがないの」

「食べ過ぎだからダメ」

「じゃ。おかあしゃんに貰うから」


源太郎、、、Vivere - Live in Tuscanyを楽しむ

2016年08月03日 | 毎日の話

Mihoちゃんがピアノの練習をしているので、ジェリーもラウラもお付き合いで静かにしている。こんな時、源太郎は好きなライブのDVDを楽しむ。なんて優雅な時間だろう。

 

 なだらかな丘が連なり、そこに広がる田園風景と大地を照らす太陽、そして晴れ渡った青空。ボチェッリの向こうに整然と並ぶトスカーナ特有の糸杉。まだ太陽が沈みきらない薄暮の風景は、それはそれは美しく輝き、太陽が沈みにつれて、どんどん冷えていく空気は、気温ばかりでなく、独特の匂いをとおして伝わってくる。世界的なトップ・アーティストをゲストに迎えたコンサート。その顔ぶれはすごい。ケニー・G、ヘザー・ベットリー、ラン・ラン、エリーザ、サラ・ブライトマン、ラウラ・パウジーニ、グリス・ボッティ。コンサートは、彼らとのデュエットを挟みこむ演出。

 

 オープニングを飾るのは故郷をテーマに愛や家族、自然への賛美を歌った2001年のアルバム『トスカーナ』から、愛してやまない女性への想いを綴った「Melodramma」。

Andrea Bocelli - Melodramma (Vivere Live in Tuscany)

 

メロドラマ

この僕の歌

愛の賛歌を

今、君に歌おう、僕の痛みをこめて

あまりに強く、あまりに大きく

この僕の心を貫く痛みを

澄んでいる朝の空気

ワインの香りのする畑の中で

僕は君を夢見ていた そして今

まだそこに君がいる

何というなっかしさ

丘のフレスコ画

僕はただ泣いている

何て馬鹿げていたのだろう

君が去って行ってしまったなんて

このメロディ

愛の賛歌を

君のために歌う そして感じる

僕の心を貫く、強く、大きな痛みを

澄んでいる朝の空気

大きな風車のある畑の中で

僕の運命はそこで生まれた

君のいない辛さ

君のいない切ない運命を

この心は歌う

甘いメロドラマを

僕が君に歌いたいのは

愛の賛歌

君なしで僕が歌うのは

  

二曲目は「ROMANZA」は、全世界で1600万枚ものセールスを記録した世界デビュー作の甘いヴォーカルがロマンティックに響くアルバム・タイトル曲だ。

 

三曲目は、ケニー・Gを迎え、『タイム・トウ・セイ・グッバイ~ボチェッリ・スーパー・ベスト』に収録されている新曲「A TE」をピアノの弾き語りで披露する。

 

四曲目は、R&Bシンガー、ヘザー・ヘッドリーとピアノの弾き語りで熱唱する「VIVO PER LEI」。

 

五曲目は、「IO CI SARO」で中国出身のピアニスト、ラン・ランと共演。この頃になると、夕間暮れの空のオレンジ色と深みを帯びた青とのコントラストが美しく、それがステージのもうひとつの照明になっている。次にラン・ランのピアノ演奏が入る。

 

六曲目は、エリーザ。ボチェッリと同じレーベルに所属するイタリア出身のシンガー・ソングライター。小柄だけれど、ステージ後方からの登場の仕方や、ショートに黒いワンピース姿で、独特の存在感を放っている。彼女と新曲「LA VOCE DEL SILENZIO」でデュエットし、続いてエリーザがソロで「Dancing」を英語で歌う。

 

八曲目は、サラ・ブライトマンがステージに登場し、世界のホップ・チャートで大ヒットした1999年のアルバム「夢の香り」からの「CANTO DELLA TERRA」。この新しいデュエット曲は、サラの「神々のシンフォニー」にも収録されている。

 

 このあと「BELLISSIME STELLE」、「BESAME MUCHO」、「SOMOS NOVIS」、「CAN’T HELP FALLING IN LOVE」と続き、「BECAUSE WE BELIEVE」になる。

 

 ドレスを着替えて再登場したヘッド・ヘッドリーと「THE PRAYER」をデュエット。2人の声は、伸びやか声が熱唱しながらも、しなやかに溶け合い、心ドキドキするデュエット曲を聴かせてくれる。そして、アメリカの若手ジャズ・トランペット奏者、グリス・ボッティと共演した「ITALIA」の後に登場するのは、源太郎がデビュー当時からファンのイタリアの歌姫、ラウラ・バウジーニ。歌う曲は「Vivere」だ。

 「夢の香り」、「夕べの静かな海」と続く曲などどうでもいい。(ここまでくるとサラブライトマンなどどうでもよくなる)

Andrea Bocelli e Laura Pausini - Vivere

 

生きる~Vivere~

 

   明日を見るようにしましょう、昨日ではなく

   過去に残してきたすべてではなく

   口にしなかったあらゆる優しい言葉ではなく

   見つけられなかった優しい触れ合いでもなく

   名も知らぬ顔のような過ぎ去った日々には

   真実はひとつもない、あるのは、断片だけ

   私の人生は、ただ与えるだけのもの

   生きる! 最後の瞬間まで

   生きる! 過去は忘れて

   生きる!

   あなたの何かを人に与えて

   たとえ、何も与えるものが

   もう何もないと思えるときも

  でももし家の門の前に

  ボール紙にくるまって眠る

  男の姿を見かけたら、

  もしもある朝、雨音のない

  世界に耳を傾けることがあったら、

  君には声で創り出すことができて、

  君は人々の思いを思い、

  そして神さまは、たった一人しかいないもの。

  生きる、誰も教えてくれなかった、

  生きる、過去なしに生きることなんてできない、

  生きるのは素晴らしい、

  たとえ望んだわけじゃなくても、

  歌だってある

  必ず誰か歌うだろう。

  生きる!そのひとつの真実の愛を探して

  なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、この夕べを生きようとしない

   生きる! 私の話が分かるでしょう

  なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、今を生きようとしない

   生きる! 最後の瞬間まで

  なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、人生は人生にならない

   あなたの人生は、ただ与えるだけのもの

  なぜ

 君が生きてこなかったから

 生きる

   生きる! 最後の瞬間まで

  なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、人生は人生にならない

   あなたの人生は、ただ与えるだけのもの

  なぜ

 君が生きてこなかったから

   私はノーとぼう

  僕はイエスという

 生きる、と言おう!

   生きる!


ラウラ、、、タンゴの神様「Carlos Gardel」を聴こう

2016年08月03日 | 毎日の話

さてと、陽が高くなり暑くなってきた、さっレポートを仕上げるか。暑いから二人とも寝ていなさいね。

 

源太郎は、復刻版のCARLOS GARDELのモノラル音源を聴いている。ノイズが多いのは仕方ない。もう80年前の音源だから。 

源太郎は生まれていない、1935年6月24日、今からもう80年も前の出来事だった。

アルゼンチンタンゴ史上最も偉大な歌手カルロス・ガルデルがこの世を去った。亡くなる一年前、ニューヨークで撮影された彼の主演映画主題曲として、『Mi Buenos Aires querido わが懐かしのブエノスアイレス』を作曲したガルデルは、愛するブエノスアイレスの街に帰り着くことはできなかった。久しぶりに故国へ空路帰国の途に着いたが、途中、立ち寄ったコロンビアのメデジンの空港で悲劇に見舞われたのだ。給油を終えた搭乗機は、空港を離陸直後、墜落炎上し、帰らぬ人となった。アルゼンチンを代表する歌う国際スターの、信じ難い最期だった。悲報は世界を駆け巡り、ガルデルによってタンゴを知った世界中の人々が深い悲しみに暮れた。アルゼンチンの人々、ポルテーニョ達が受けたショックは大きく、そして彼は永遠の偶像になった。

 

 タンゴは1880年頃ブエノスアイレスの港町で生れた低俗と言われた音楽だった。しかし、1920年代に飛躍的に音楽性が認められ、ブエノスアイレスの代表音楽へ発展する。そして、初めてタンゴを歌ったのが、美声のフォノレクローレ歌手カルロス・ガルデルだった。

 

 今でもブエノスアイレスの街で生き続けるガルデルの偉大な影を容易に見ることができるにちがいない。そして夕暮れの雑踏のなかで「タンゴは好きか?」「ガルデルを知っているか?」と話しかけてくる若者と語らい、ポルテーニョの心に宿る永遠のガルデルを実感したいと源太郎はいつも思っている。

源太郎の好きな曲「ミロンガ・センチメンタル」だが、カルロス・ガルデルはゆっくり、語りかけるような歌だ。それも素晴らしいが、一押しはRoberta Granaの歌う曲。彼女はEROSのコンサート、Laura Pausiniのコンサートのバックシンガーを務めている。目立たないがチャーミングだ。

 

Corazon Cobarde // Milonga Sentimental

 

 君を想い出すためのミロンガ

 感傷的なミロンガ

 泣きながら嘆く奴もいるが

 俺は泣かないために歌うんだ

 君の愛は突然乾いてしまった

 君は一言も理由を言ってくれなかった

 女によくある裏ぎりだった

 そう考えて今は自分を慰めている

 男の中の男・・・たくさん愛するためには

 男の中の男・・・男になりたけりゃ

 男の中の男・・・屈辱なんか忘れちまえ

 もうおまえのことは許してるんだから

 きっとおまえはそのことを知ることはないだろう

 きっとおまえはそのことを信じられないだろう

 きっとおまえは蹴飛ばされたおれを見て

 笑いころげるだろう

 裏切られて、その仕返しに

 切りつけるのはたやすいこと

 情熱の運だめしに

 短刀で一戦交えるのは簡単さ

 難しいのは

 恋に落ちたときの甘い感触を断ち切ること

 特にそれが深く心の糸に

 結ばれていればなおのこと

 おまえをいなくさせたミロンガ

 回想のミロンガ

 おまえの家のバルコニーで

 歌わないためのミロンガ

 おまえが夜とともに帰り

 太陽とともに行ってしまうために

 時々おまえに言うために

 そう・・・大声で「いやだ」というために

 

しかし、浮気者の源太郎は、今はFernanda Riveroさんが好きだ。

 

"La Truca" - Milonga sentimental

 

そして、少し大人びた彼女の歌に聴きほれる。美人は罪深い。

 

La Truca - Baldosa Floja