台風が接近しているが、なんと綺麗な夕焼けなんだ。説明はいらないので写真を。
奉仕作業中は、なんと晴れてしまった。長袖、長ズボンそして長靴・軍手にタオル、そして帽子という完全武装だから、身体中の水分がどんどん抜けていく。草刈機のエンジンは調子よく、見るみる夏草は刈られていく。時折「ガチ・キーン」と歯が石に当たるが、堅牢な回転歯は、そんなことに屈せず、刃こぼれもなく快調に作業が終了したので良しとしよう。
自宅に戻ると「お疲れ様」とMihoちゃん。冷たい麦茶を飲んで生き返る。
「お待ちかねのCD、届いているわよ」
「ああ、早かったなぁ」と言って、源太郎はシャワーを浴びてスッキリした。
ラウラは珍しく起きている。
届いていたCDは、Lara Fabianの「Ma vie dans la tienne」。結構厚めのCDケースだった。そして嬉しいことにチェコのプラハでのコンサートとインタビューDVDが付いているじゃないか。CDを聞く前にこのDVDをジェリーと一緒に見ることにした。あっ、梱包されてきた箱は、ラウラの新しい昼寝用のベッドに提供したことは言うまでもない。
「おとしゃん、今日は河川清掃(草刈り)だよね」
「ああ、雨は降っていないから楽だなぁ」
「でも晴れたら暑いんじゃないの」
「北の空は青空だけど、富士山周辺は雲が多いから作業中は曇りだと思うよ」
「草刈機の準備はできたの」「ああ、これから」
「さっきまで曇っていたけど富士山が顔を出したけど、すぐに隠れてしまったよ」
「そう、じゃ頑張ってね。アタシは留守番しているから」
「あいよ。いってくるからね。寝ているんじゃないよ」