 | ダーク・ダンサーレ・リズム・ディジタル東芝EMI |
今までの音楽紹介を見ると、私はただのうんこペシミストUKロック野郎かと思われがちだが、そうではない。
私のCDコレクションの半数以上を占めるジャンル、それがテクノである。
変り種として今回はフランスのDJ「レ・リズム・ディジタル」のアルバム「ダーク・ダンサー」である。
ポップでおバカなダンスミュージックである。
間の抜けたような音をだし、ものすごくはっきりしていてわかりやすい音をだす。
それでいて妙にかっこいい。
「ダサかっこいい」である。
同じフランスのダフト・パンクよりはポップさにかけるが、バカっぽさでは勝る。
またベースメント・ジャックスほどバカかっこいいグルーヴ感があるわけではないが、バカっぽさでは勝る。
要するに、バカっぽくてわかりやすく、とてつもなく楽しい気分にしてくれる奴なのである。彼の鳴らす単純明快な音から高揚感を得ようと、結構な回数を聞いたアルバムである。チャリで坂を登っていることを忘れさせてくれる力を持った音である。
話が抽象的すぎるが、これまで紹介してきたのとはちがう、私のもう一つの音楽的側面「ダンスミュージック」である。
「レ・リズム・ディジタル」はその中にあって最も構えずに聞くことが出来る音楽の一つである。
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