Hankの無線ログ

アマチュア無線の活動記録です。
CWを中心に出ています。
移動もコンテストもBlogもゆる~くやってます。

CWパイルを呼ぶときの プチ・テクニック

2023-12-13 15:15:33 | ゴミネタ

昨日のブログでも書きましたが、CWパイルを呼ぶときのテクニックについてもう少し詳しく書きたいと思います。

 

テクニックと言っても、すでに何年もCW運用をされている方には常識と言ってもいい話だと思いますが、最近CWを始められた初心者の方の参考になればと思います。

 

昨日のブログと重複になりますが、、、

 

当方が移動運用やコンテストでCQを出す側の時、何局かに同時に呼ばれることが多々あります。
(俗にいう、パイルになった! というやつですね)

ただ、その場合、こちらの周波数にピッタリ合わせて(所謂ゼロイン)呼んで来られる局が複数いると、それらの局の信号が重なって切れ目のない連続音になってしまい、まったく判読できなくなります。

その中で、少し周波数をずらして呼んで来られる局がいると、その局が浮かび上がって聞こえ、その局から順にピックアップしていくことでパイルの山を崩して、なんとか捌くことが出来るようになります。

 

相手の周波数に合せる(ゼロインする)というのは無線の基本動作であり、最近のリグにはオートCWチューンと言って、ボタン1発でゼロインしてくれる機能があるものもありますが、パイルになっている局を呼ぶ場合、逆にゼロインして呼ぶと、いつまで経ってもパイルを打ち破れないことがあるかもしれません。

そんなときは、ゼロイン周波数より数十Hz、上または下に周波数をズラして呼ぶと応答率が上がるでしょう。

ただし、余り大きく(100Hz以上)ズラすと相手のフィルター外になってしまったり、近接する周波数で交信している他の局にも混信になってしまうので、ほんとにちょっとだけ(50~70Hz位)ズラすのがコツです。

そうすることによって、受信側では他局とトーンが異なって聞こえて目立つのでピックアップされやすくなります。

 

実例を示します。

7015.0kHzで某移動局がパイルになっていました。

そのときのバンドスコープのキャプチャーです。

ウェーターフォールは上から下に流れています。

 

①CQ局が、QRZ? を打つと、②パイルアップが始まりました。

皆さん、微妙に周波数をズラして呼んでいるのがわかると思います。

 

③CQ局が、ある局をピックアップしたようです。

 

④ピックアップされた局が送信を始めましたが、ゼロイン周波数より70Hz上にズレたところで送信されているのがお分かりかと思います。

 

なお、下記の⑤のように、あまりズラしてしまうと、相手局が受信帯域を絞っていると、カツカツ音しか聞こえませんので、いつまで経ってもピックアップしてもらえないので注意が必要です。

何事もほどほどがよろしいかと思います。

 

その他、

・尻尾を目立たせるとピックアップされやすいと思われているのか、2回コールを打たれる局が時々いますが、あれは殆ど意味がありません。

 というのは、その局が2回目のコールサインを打っているときには、CQ局はすでに1回目のコールでピックアップする局を決めていて応答体制に入っているからです。

 どなたかの2回目のコールが聞こえたからと言って、ピックアップする局をその局に変えることは多分無いです。

 その上、ピックアップしたコールに応答したくても、2回目が終わるまで応答できないのでQSOの効率が大変悪くなります。

・コールしている最中に自分のコールを打ちミスをし、慌てて打ち直す局もいますが、それは2回呼びしているのと同じことになります。

 打ち間違えたらその場で送信をストップし、次のターンまで待つ方がよろしいかと思います。

 

最後になりますが、これまでの画像を見てすでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私の場合、固定局のリグでは、常にXIT(Transmission Incremental Tuning)をオンにしてあり、70Hz-UPが設定されています。

こうしておけば、特に考えなくても、相手局にゼロインさえすれば、勝手に70Hz上でコールすることが出来ます。

(ただしSSBをやるときは、忘れずにOFFするよう、ご注意ください。)

 

 

以上、CWでパイルになっている局を呼ぶときのプチ・テクニックでした。


MAT50のホワイト化

2022-02-05 22:54:32 | ゴミネタ

ゴミネタです。。。

先日の移動でも使ったマグネットアース MAT50ですが、性能はさておき、色がネズミ色で、車の色とマッチしていないのが気になっておりました。

 

ということで、車の色に合わせてホワイト化してみます。

 

ホワイトのカッティングシートを貼りました。

 

たまたま手持ちが有ったシートを活用したので、費用はゼロです。

端切れを使用したため継ぎ接ぎではありますが、遠目に白ければ問題ありません、、、

これで、増々、隠密運用に磨きがかかるかと思います。(笑)

 

実際の様子です。

 

良い感じです。


7MHzCWにおける愛知県名古屋市内のアクティブ区の調査

2021-12-24 00:43:50 | ゴミネタ

最近、IC-705を使って、愛知県内の7MHz電信の移動運用を行っています。

その移動地を決めるときに、よくチェックするのが 「J-クラスタ」です。

 

Jクラスタには、検索機能があり、市郡区コードを入れると、過去にレポートのあったリストが表示されます。

そこで、めぼしい移動地を思いついたら、その市郡区コードを入力して、最近リポートが上がっていなければ珍しいと判断してそこに移動することが多いのです。

(先日の知立市移動も、今年の5月以降、移動運用のレポートが無かったので選びました。)

 

三河地方の市郡はだいたい移動で回ったので、次は名古屋市内の区移動をやろうと考えていますが、その移動地選びのために、名古屋市の全区について、J-クラスターで過去数年の7MHz電信のレポートを検索して、その結果をスコア化することでアクティブ度を調べてみました。

単にレポート数を数えただけではなく、独自の方法で重みを付けてスコア化していますが、そのアルゴリズムは、内緒です。💓

 

早速、名古屋市の区のアクティブ度をスコア化してみました。

点数が多いほど、ここ数年、アクティブに運用されている(=クラスタにアップされている)ことを表しています。

 

一番スコアが高かったのは港区でした。

これは、同区より、最近アクティブに運用されている局がいらっしゃるからのようです。

次が昭和区。

これは、昭和区の名古屋市公会堂で行われるハムの祭典の記念局の運用がここ数年昭和区から行われているのと、更に最近復活された某高校のクラブ局がアクティブに運用されているためと推測します。

3位は、私のセカンドシャックもある守山区です。

しかし私がアクティブというわけではなく、他に、アクティブな固定局がいるためと思います。

 

というように、アクティブに運用がある区もある反面、ここ数年、ほとんどクラスタにレポートされておらずスコアが低い区もあります。

 

熱田神宮のある熱田区は移動運用できる場所がないのか、21年はいまのところ(11月末現在)まったく運用レポートがありません。

中川区も、10月末に某他エリア乗り込み移動局がありましたが、それ以前はほとんどレポートされていないようです。

一方、名古屋の中心部である栄のある中区は、ほとんど出ている局がないと思っていましたが、精力的に?移動している局がいらっしゃってそれほどレアではないようです。

このように、名古屋市16区のなかでも、7MHz電信の運用が多い「雑〇区」と少ない「レア区」があります。

 

もちろん、クラスタに上がらない運用もありますが、クラスタに上がらないとなかなか交信数が伸びないのが現実なので、それほど需要を満たしているとは思われず、このクラスタ検索から得られるデーターはあながち間違っていないと思います。

 

今後、移動運用をする場合は、このスコアを参考に移動地を選びたいと考えています。


DC安定化電源の冷却ファン交換

2020-10-26 16:58:40 | ゴミネタ
DAIWAのDC安定化電源(PS-300XII)をウン十年間愛用しています。
トランス式のためスイッチング電源に比べノイズが少ないらしいです。



ただ、電源効率が悪い上に冷却方式が放熱板式のため、HF機で受信しているだけ(約3A)でも放熱板が手で触れないほどアッチッチになるので、外付けのファンを付けています。



このファンは、廃却パソコンから取り出したファンを再利用していましたが作動音がうるさく、弱い信号をヘッドフォン無しで聞くときかなりの障害になっていました。
これではノイズの少ないトランス式電源を使っている意味がありません。

そこで、奮発して「超静音」タイプのファンに交換することにしました。

今回チョイスしたのは、これです。





騒音カタログ値 10.7dBA だそうですが、調べたら「蝶々の羽ばたき音」が10dBAだそうです。。(@_@) 
蝶々の羽ばたき音なんて聞いたことがありますか?

電源への取付は、付属のタッピングビスを使って、放熱板のフィンの隙間に差し込んで固定しました。



ビスの頭の直径が、放熱板のフィンの隙間よりわずかに大きいので押し込んやるとズレません。



ファン用電源(12V)は、フロントパネルのワンタッチ端子から取りました。

 線が赤、黒、黄色が3本ありますが、実際に使用するのは赤(+)と黒(-)の2本です。
 黄色は回転数検出用のパルス信号線で使用しないためカットしました。



電源を入れてみたところ、さすが「超静音」と謳うだけあり、本当に回っているのか心配になるほど静かです。

風量はそれほどではありませんが、電源の冷却には十分だと思います。



これで、電磁的にも物理的にもノイズを気にせず静かにワッチができるようになりました。

また、冬場は温風ファンとして、多少は寒さがしのげそうです。

100均BOXの活用

2020-07-23 19:32:51 | ゴミネタ
ゴミネタです。

100均で可愛いツールBOXを見つけ、FT-817用の小物を入れるのにちょうど良いと思い買ってきました。



メッセージキーヤー、パドル、マイク等、バラバラになりそうな小物が、ピッタリ収まりました。



内部の小物用トレーの裏側に、メッセージキーヤーを取り付けたのが ミソ です。





これで、小物の忘れ物が無くなると思います。

以上です。

簡易電灯線アンテナ

2020-07-02 14:10:24 | ゴミネタ
毎度おなじみ、ゴミネタです。

Stay Home以来、自宅でFMラジオを聞くことが多くなりました。

しかし当家は、放送局のアンテナからかなり距離があり且つ鉄骨家屋のため電界が弱く、結構ノイズが混じります。

ラジオを置く場所を変えたり、ロッドアンテナをあちこち向けたりしていましたが、どうもいまいちでした。

で、思いついたのが、伝統的な?電灯線アンテナ。

最初は、ACコードにビニル線を巻き付けてそれをロッドアンテナに接続していましたが、ふと思いつきました。

ラジオのACコードを直接ロッドアンテナに巻けばいいじゃん、と。

こんなイメージ。



早速、やってみました。





バッチリでした。 ほとんどノイズが気にならなくなり、クリアに受信できるようになりました。

こんな簡単なことですが、なぜか今まで思いつきませんでした。

よろしかったらお試しください、

以上です。

100円ショップのトレー活用法

2018-09-02 22:28:55 | ゴミネタ
FTIのクランクアップタワーは、ウインチ部が雨ざらしのためゴムVベルトがすぐ劣化してしまいます。
その結果、プリーが滑って空回りしてコントローラーエラーとなり、タワーが伸びなくなります。

そのため5年ほど前に、モータの上部にプラ板の屋根(雨避け)をつけていました。
効果はばっちりで、ここ5年間、1度もベルト交換をしていません。

しかし、Vベルトより先にプラ板のほうが紫外線で劣化してしまい、先日の台風で割れてしまいました。

100円ショップに何か使えるものはないか探していたら、ぴったりサイズのモノを見つけました。

小物整理用のトレーです。







色も、純正品か?と思うほど、亜鉛色に溶け込んでいますね!

風で飛ばされないように、インシュロックタイで留めてあります。

小ネタでした。

#キャンドゥ #プレーンボックス L アイボリー



【追伸】

この記事が、日本ぶろぐ村の アマチュア無線 注目記事ランキングで第1位になっていました。



タイトル詐欺のような記事で申し訳ありません・・・