Hankの無線ログ

アマチュア無線の活動記録です。
CWを中心に出ています。
移動もコンテストもBlogもゆる~くやってます。

hQSL 活用状況

2023-09-04 23:37:20 | 日記

昨年の関ハムで、Turbo HAMLOG/Win の機能であるhQSLの講演をお聞きした以降、hQSLを登録されている局には、基本、hQSLの送付とさせていただいています。

 

その後、約1年が経過したので、hQSLの活用状況についてまとめてみました。

 

まず、hQSLを登録した 22年7月中旬から、23年8月中旬までの1年1か月ののべ交信数は以下の通りです。

これは、固定での運用、移動運用、コンテストでのQSO等、ハムログに入力した交信全てです。

※ 2022年7月中旬から2023年8月中旬までのQSOを抽出

 

のべ約3000局と交信しました。

自分の場合、最近はコンテストを含め、交信の大半が国内交信であり、海外QSOはほとんどしておりません。
(この1年でいうと、わずか15局でした・・・)

 

この約3000局のうち、hQSLを発行したのは、916枚であり、

916/2996=0.306 と 約30%の局が ハムログユーザーで且つhQSLを登録されていました。

 

ただ、こちらからhQSLを送っても、返信いただけない方も一部ありまして、受領したのは 838枚でした。

838/916=0.914 と、回収率は 91% と、かなり高い割合だと思います。

 

hQSLの場合、交信後、早ければ即日、遅くても1週間後位には送付していただけるため、9月の時点で、8月中旬までに交信したhQSLカードが今後に送られていることは殆どないと思われるため、最終的な回収率は9割と考えてよさそうです。

 

以上をまとめると

・交信した3000局のうち、hQSL登録局は 920局であり、当局が交信したうち、約30%の局が hQSL登録をしている。

・hQSL登録している局の約9割が、登録しただけではなく、実際に hQSLを発行している。

 (逆をいうと、hQSL登録局の1割は、登録はしたがなんらかの事情で実際にはhQSLを発行できていない。)

・hQSLの発行は、殆どの局が、交信後 1週間程度で完了をしている。

・1年間で 約900枚の 紙QSL を 削減することができた。

 

という結果になりました。

 

現状、島根BURO経由の紙QSLカードが、交信後 早くても10ヵ月後にしか届かないことを考えると、早ければ即日、遅くても1週間もすれば手に入れることが出来るのは画期的だと思います。

 

ちなみに、私は移動運用した場合は、その時の写真と、MyQTH の地図を貼り付けたデザインのhQSLを発行するようにしています。

※過去1年間に発行した hQSLの一例

 

紙QSLの場合は、移動地が変わっても 数千枚刷ったカードが無くなるまで同じデザインのカードとなってしまうため、こんな芸当が出来るのは、hQSL ならではだと思います。

 

最近は、釣竿アンテナやモービルホイップでもお手軽移動が多いので代わり映えがない写真ですが、撮影する時には、コールサインを挿入する部分を空けておくとか、hQSLに使うことを意識して撮っています。Hi

 

 

また、相手局から頂いたQSLは、次に交信した際に、コールサインをハムログに入力すると 過去のQSL画像がポップアップ表示されるので、そのカードを肴にお話しもできますし、こんな感じ ↓ でエクスプローラーでも眺めることができます。

 

X(旧ツイッター)などの SNSを拝見していると、hQSLは 単なる「画像アップローダー」で相互ログチェック機能がないうえ、HAMLOGユーザーしか使えず、DXQSOにも事実上対応していないので電子QSLとは言えない、という意見もちらほら見られますが、自分の場合は、アワードとかは特にやっていませんし、現状は 99%が国内QSOですので、ぜんぜん不便・不満はありません。

 

それよりも、移動運用から帰宅したらもう画像が送られていたり、紙カードの発行枚数が大幅に削減できるというメリットのほうが断然大きいと感じながら、お正月に年賀状を見る気分で、各局からのQSLを楽しんで見ています。

 

将来、DXがやりたくなったら その時には LOTWとか eQSL等も検討したいと思いますが、いまはhQSL 1本で十分です。

 

ということで、当局といつも交信していただいている局で、まだhQSLを登録されていない方は、ぜひこの機会に hQSLを登録をしていただけたら、と思います。

当方が移動運用の場合は、毎回 運用地の写真と地図をデザインしたカードを、帰宅後すぐに発行しています。

 

なお、紙のQSLも希望される方は、hQSLのコメント欄に、「紙QSLも希望」と入れて頂ければ、発行させていただきます。


hQSLを始めました。

2022-07-21 13:41:11 | 日記

先週末に開催された関西ハムフェスにおいて、JARL島根ビューローに捌き切れない大量のQSLカードが滞留し、新たに倉庫まで借りて一時保管をしているとの話を聞きました。

また、会場でハムログ連携のhQSLの講演を拝聴し、この度、微力ながら紙QSL発行枚数の低減のため、2022年7月20日に「hQSL(HAM LOG E-mai QSL)」を登録しました。

設定に関し、いろいろトラブルもありましたが、なんとか発行できるところまでこぎつけました。

 

トラブルというのは、取り敢えず設定が完了し、試しに何枚か発行していたら、急に訳の分からないエラーが表示されて送信できなくなってしまいました。

エラーコードからいろいろ調べたところ、どうやらプロバイダー側の問題だとわかり、プロバイダーに連絡をして事情を説明したところ、メールの送信ロックがかかっていることが判明し、解除をしてもらったらすんなり送信できるようになりました。

今回hQSL用メールアドレスに普段使っていないアドレスを使い、短時間に何通ものメールを発信したため、スパムメールを送信していると判定されてしまったらしく、プロバイダー側でこのメールアドレスからの発信を止めるようにロックがかかってしまったのです。

 

その後、hQSLソフト側で、一度に送信できる枚数を制限設定できることを知りましたので、10件に設定し、10件送信したら少し(といっても数十秒ですが)時間を空けて続きを送信するようにしています。

 

とりあえず、紙のQSLと同じデザインでつくってみました。

 

【hQSLの発行について】

・2022年6月末までの交信分は、すでに全て紙カードを関ハム会場経由でJARL島根ビューローに発送済のため、重複してhQSLの発行は致しません。


 但し、hQSLを頂いた方には、気が付いた時点でhQSLを返信させて頂きます。

・2022年7月1日以降の交信分については、まず hQSL を発行し、送信できた分に関しては、紙QSLの発行は控えさせていただきます。

 但し、数か月経っても相手局からhQSLが送られてこない場合は、半年後以降に紙QSLも発行します。

 

このBLOGを読んでいただいているHAMLOGユーザーの方は、ぜひhQSLの登録をお願いします。

 

移動運用から帰宅してhQSLの受信をすると、すでに何通のhQSLが届いています。

まだ交信の記憶が鮮明に残っている間に見ることが出来るので、とてもFBです。


プリントパックでQSLカードを製作しました

2022-06-13 01:35:47 | 日記

3年ほど前に2000枚作ったQSLカードが無くなってしまったので新しいQSLカードを発注しました。

今回も前回同様 プリントパック というネット印刷の店にオーダーしました。

 

従来、カラー写真のQSLカードというと、@10円位が相場で、1000枚作ると1万円を超えるイメージでしたが、プリントパックでは、大体 4分の1 程度で印刷が可能です。

 

ただ、写真面、データ面 共に 原稿を完全自作する必要があるため、ちょっとしたノウハウが必要です。

そこで、自分の備忘録もかねて、製作手順を紹介したいと思います。

 

・商品を選ぶ

 

まず、トップページより、「ポストカード」を選択します。

 

・用紙の選択

 

用紙の種類を選択します。

4種類ほど選択肢があり、どれを選んでいいか迷うところですが、ダントツ人気No.1らしい「光沢紙(ホワイトアートポスト)」は、用紙両面が光沢紙なため、インクジェットプリンタではインクの乗りが非常に悪いです。
守山区固定局用カードをこちらで作ってしまい失敗しました。。。)

 

インクの乗りが良いのは、「強光沢/普通紙(ミラー上質紙)」です。

少々、値段が上がりますが、データ印刷にインクジェットプリンタを使う場合はこちらをオススメします。

 

 

この用紙を選ぶと、重さは180kg 一択ですが、QSLカードとしてはちょうど良い厚さだと思います。

 

※実際のカードの重さを実測してみましたが、100枚で330gでしたので、1枚3.3gですね。

 JARLのQSL転送規定では、2~4g/枚 となっているので、 180kgでOKと思います。

 

・納期、印刷色、枚数を選ぶ

 

次に、納期と印刷色パターン、作製枚数を選択します。

納期が短くなるほど価格が上がりますので、特に急ぎでなければ、価格を優先して「7日間」で問題ないと思います。

表面をカラー写真、裏面(データ欄)を黒1色とする場合、「表4色・裏1色」を選びます。

 

 

あとは、枚数を選べば価格が決まります。

1000枚なら送料込み2870円(22年6月時点)と、3000円しない驚きの低価格です。

 

ちなみに、新規ユーザー登録時に2000円分のクーポン券がついてくるので、初回は更にお安く作れます。

 

たくさん作れば作るほど単価が安くなるので、今回は2種類 計5000枚もオーダーしてしまいました。。(^^ゞ

 

・原稿の作成

 

原稿は MSのパワーポイントで作成しました。

 

ここでのポイントは、最初に「スライドのサイズ」を QSLカードの大きさ(14.8cm×10cm)に設定しておくことです。

これをしないで標準(4:3)等でレイアウトを作製してしまうと、PDF化してプリントパックへのデータ入稿時に、原稿サイズが違うと怒られます。。

 

※ 14.8cm、10cmと設定しても OKすると なぜか中途半端な値になってしまいますが、多少の誤差は問題ないようです。

 

※写真面の コールサイン等のロゴは、こちらのサイトで 透過PNG画像を作製しました。
フリーの画像ジェネレーターサイトですが、ご利用は自己責任でお願いします。)

 

データ欄はこんな感じです。

 

・黒1色のため、転送枠は極細点線としました。

・本Blogの宣伝用にURLのQRコードを付けてみました。(笑)

・受け取った方が、受領チェックしやすいようにデータ欄にもコールサインを入れています。

 

データ欄は1回作ってしまえば、以後繰り返し使用できるので、次回は写真面の写真を入れ替えればいろいろなデザインのカードが増産できます。

 

・PDFファイルの作成

 

入稿データ用のPDFファイルは、  パワポの「エクスポート」機能で作ります。

 

 

 

PDF化が出来れば、原稿をプリントパックのWebサイトから電子入稿すれば注文完了です。

 

・到着を待つ

 

1週間後に、QSLカード 5000枚が届きました。

 

昨年、富士山5合目に移動したときの写真と、我が家で飼っているネコ「むぎ」の2種類です。

色合いも、PDF原稿とまったく同じで、イメージした通りの出来栄えでした。

 

最近、プリントパックでQSLカードを作る人が増えてきたようで、プリントパックの方で、QSLカード専用ページが出来、汎用のデータ欄も準備されるようになったみたいなので、そちらを加工するのも良いかと思います。

 

なお、今回作製したQSLカードは、今年の春以降のQSO分に順次発行予定です。

どちらが届くかは、届いてからのお楽しみです。


電気工事士試験 その後

2021-01-26 22:51:32 | 日記
過去Blogはこちら

・電気工事士の学科試験を受けてきました。

・電気工事士の技能試験を受けてきました。

昨年末に受験した 第2種電気工事士試験の結果通知が届きました。



無事、合格しておりました。

2種電気工事士は難易度が比較的簡単な部類の資格と言われているようですが、それなりの勉強や準備は必要ですので、やはり合格はうれしいものです。

早速、免許状の申請を進めることにします。

申請は郵送でも可能ですが、手数料の県収入証紙5300円分が必要で、近所のコンビニや郵便局では買えません。
(事前に買って準備しておけよという話もありますが、やはり合格を確認しないとなかなかねぇ)

緊急事態宣言中でもあり、あちこち走り回るくらいなら、受付窓口である愛知県庁に車で直接出向いて「ワンストップ」ですませることにしました。

愛知県庁本庁舎は名古屋城の近くにあり、昭和13年に建築されたレトロな建物で、国の重要文化財に指定されています。



もう50年以上愛知県人をやっていますが、県庁の建物の中に入るのは実は初めてだったりします。
(駐車場で行先を尋ねられ、思わず「総合通信局」って言いそうになりました。笑)

県収入証紙を5階の生協売店で購入し、3階の「防災安全局 消防保安課 産業保安室 電気・火薬グループ」という長い名前の部署で申請を受け付けて頂きました。



合格発表直後で申請が殺到しているそうで免許状の発行まで2~3週間かかるとのことですが、2月中には免許が頂けるかな?

免許状が届いたら、まずはキッチンのブレーカーの分離工事をやろうと思っています。

奥様から、電子レンジと炊飯器を同時に使うと子ブレーカーが飛ぶと苦情が出ており、「新しい無線機を購入できる権利」を条件に請け負いました。(あくまでも、単なる「権利」です。)

免許状が届くのが待ち遠しいです。

【追記】

2月3日 念願の免状が書留で届きました。



申請してから1週間でした。早いです。
「防災安全局 消防保安課 産業保安室 電気・火薬グループ」の担当者の方、ありがとうございます。

これで晴れて、自宅の電気工事が行えます。 またワールドが広がりました。w

謹賀新年

2021-01-01 13:51:50 | 日記
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。


                三河湾の日の出

2020年のトピックス振り返り

・ALL JA CAM部門に初エントリーし、東海地方1位入賞

・オール三重33コンテストで11年連続入賞し、2021年も名誉県人でのエントリー権をゲット

・フィールドデーコンテスト C35部門でV5達成

・IC-705、TS-890Sを購入

・名古屋市守山区に固定局開局

・変更申請を行い、FT-8,及び1.8MHzSSBの追加、および全ての局面から旧スプリアスの但し書きが消える。

9A0YOTAと14CでQSO

2020-12-17 00:33:16 | 日記
今日の夕方、140.26MHzCWで 9A0YOTA クロアチア とQSOしました。

この9A0YOTAのサフィックスでもあるYOTAというのは、Youngsters On The Airの略称で、IARU第一地域が主催する26歳未満の若者を対象とした若手育成プロジェクトです。

そして12月はYOTA月間として、今回QSOした局のような記念コールを使い、メンバーの積極的な運用が行われているようです。

そんな 9A0YOTAですが、今日QSOしたのは、日本の若者が日本からリモート運用していたそうです。

夕方、Twitterを見ていたら、YOTA JAPAN メンバーのJR2KHB 須田さんが 9A0YOTA をJA向けに運用しているという書き込みを見つけました。



書き込みされた時間からすでに1時間以上経過していましたが、急いで14MHzを聞いてみました。

すると、最初はJA側のパイルしか聞こえなかったのですが、10分くらいするとかすかに9A0YOTAも聞こえ出しました。
しばらく聞いているとなんとか呼べる位の強さになってきたので呼び始めましたが、全くコールバックがありません。

しかし諦めずに20分ほど呼び続けていたら、パイルがだんだん小さくなってきたのと信号がさらに強くなってきたタイミングがうまく重なり、ついにコールバックがあり、QSOが成立しました。

ちなみにこちらの装備は、100Wと地上高10mHのV型ダイポール(コメットH-422)で、本アンテナでのファースト海外局でした。

それにしても、日本に居るもの同士が、片道にインターネット、もう片道に電波を使ってクロアチア経由で交信できるなんてなんか不思議です。
事情を知らなければ、クロアチア人が現地でオペレートしているのだと思っていたと思います。
(ただそれなら出ていることを知らずワッチもしていなかったと思いますが。)

OPの須田さん、貴重な交信をありがとうございました。

電気工事士の技能試験を受けてきました。

2020-12-16 01:06:07 | 日記
10月の学科試験に無事合格することが出来、先週末に第2種電気工事士の技能試験を受けてきました。

正直、技能試験はなんとかなると思って舐めていて、11月末の学科試験の合格発表の後から練習を始めたのですが、実際にやってみると 実際の試験時間である40分間で、

こんな課題や



こんな課題を



を、全然、時間内に仕上げられません。
なんだかんだやっているとあっという間に1時間くらい経ってしまいます。

おまけに、技能試験用のテキストを買おうと思って本屋に行っても、ネットで探しても、2020年度版はもうどこも品切れで、準備不足を痛感しました。

しょうがないので、3年落ちの中古本をヤフオクで購入しました。



幸い、ここ何年かは事前公表問題13問が全て同じなので、17年度版でも全く問題ありませんでした。

このテキストのおかげでコツが掴め、なんとか試験数日前には30分くらいでできるようになってきましたが、不安と緊張で、試験前夜はほとんど寝られませんでした。

試験は名古屋市八事の中京大学で行われました。





自分が受験した教室は、今回も、若い学生さんと、自分と同じくらいの中年男性が半々位、女性はほんの数名、という感じでした。

実際に出題されたのは、11番でしたが、事前に2回ほど練習した記憶のあるやつだったので、なんとかミスは無いと思える程度には完成させることができたと思います。

あとは来年1月の発表を待つだけです。

これで、年始に立てた今年の自己啓発計画は全て完了しました。

最近またコロナ患者が増えてきて、試験が中止にならないか心配でしたが、なんとか開催出来て良かったです。

2局目の固定局免許が下りました

2020-12-03 19:00:13 | 日記
先日、申請した2局目の固定局ですが、はやくも審査完了のお知らせが届きました。



FT-8の申請を取り下げて再申請したのが11月24日で、審査完了が12月1日ですので、1週間で免許が下りました。

初めて無線を始めたとき(約40年前)は、開局申請をしてコールが下りるまでは3か月位かかった記憶があるのですが、それに比べると隔世の感があります。

コロナの影響で、総通の方もテレワークとなり審査が滞っているという話も聞きましたが、その中でこのような迅速な対応をしていただいた担当の方に感謝です。

で、早速、東海総合通信局まで直接出向いて、手渡しで局面を受け取ってきました。
(ん?どこかで聞き覚えのある言い回しだなぁ)

前回、東海総合通信局に行ったのは、それこそ40年前(当時は東海電波監理局)に50W移動局開局のため、無線機とリニア一式を持ち込んで落成検査を受けに行った以来です。(昔は50W局でも電監の検査がありました。)

総通に入ると、1階の受付で住所氏名を記入後、身分証明書を見せて本人確認を受けてから、IDカードを渡されて、自動ゲートを通ってやっとエレベーターに乗れる、という厳重なセキュリティーになっていて、ちょっと驚きました。

5階の陸上課で、アマ局の免許状を受け取りに来たと告げると、すぐに新しい局免を手渡していただけました。

そして、帰りにダイソーに寄って A5サイズの額縁を買い、新シャックに掲げました。



ところで、今回申請したHF機はケンウッドのTS-890Sなのですが、つい最近、ケンウッドが890の工事設計認証の再取得をして1.8MHzSSBも変更手続きなしで運用できるようになったようです。

ただ、FT-8用PCの接続について届出が必要ですので、結局、もう一度電子申請を行う必要があるのですが。

ということで、今後は、コールを聞いただけでは、JCC2003かJCC200113かどちらからの運用か分からなくなりますので、必要であれば、どうかQSO時にご確認をお願いいたします。Hi

新規開局申請時の不思議

2020-11-26 14:17:53 | 日記
最近、生活環境の変化で実家(JCC200113)に行くことが多くなり、実家からも時々電波を出すようになりました。

しかし、いちいちポータブル2を言う(打つ)のが面倒であり、またどうせなら「H」な運用がしたくなり、実家でも固定局を開設することにました。
(ポータブル2を言うのは必須ではないことは承知していますが、言わないと、常置場所である岡崎市だと思われてしまい面倒です)

今回申請したリグはHF~6mの100W機とVU機の50W機の2台で、どちらとも固定局開局のために新調した新スプリアス適合機のため、電子申請を利用すると、周波数・モード等、選択肢から選んで レ点チェックし、技適番号を記入するだけなのでとても簡単でした。

早速、データを送信しました。

すると数日後、「総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite からのお知らせ」がE-Mailで届きました。

てっきり 申請料5500円を電子納付せよ、というお知らせかと思ったら・・・、違いました。

「電子申請番号 E20-0000*****-D の申請・届出につきまして、補正が必要な事項がありますので、お知らせいたします。
 補正が完了するまで審査は保留となりますので、至急対応をお願いします。」

と書いてあります。

えー、何だろう。 
2局目の固定局開局にはなにかハードルがあるのだろうか?等々、不安に思いながら、システムにログインして内容を確認しました。

************************************************

不備理由
 平素より電波行政に、ご理解をいただき、ありがとうございます。
 さて、本申請は、以下のとおり不備がありますので、補正をお願いします

 本申請の送信機は、技術基準適合証明設備ですが、付属装置を接続して技術基準適合証明設備の範囲外を含んだ工事設計となることから、このままでは、免許できません。
 一般社団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)または、TSS株式会社で、保証を受けるか、国の検査が必要です。

************************************************

えー?!、今年から FT-8の申請が簡略化されたんじゃないの?
備考欄に、「デジタルモードのため附属装置(PC)を接続」という1行を書くだけ、とネットに書いてあったので、その通り記入したんだけどなぁ。

ただ、最後に 以下のような文もありました。

************************************************

 なお、送信機の単体での開局手続終了後に、再度、付属装置の接続の変更申請を行なえば、保証、検査は不要になります。

************************************************

うーん、なるほど。

新規開局と同時に付属装置を接続すると保証認定が必要だけど、一旦開局してしまったら保証認定は不要なんだ。

わざわざ裏技?まで教えてくれるとはなんと親切なんでしょう。

でもこれって なんの意味があるんでしょうね? 

と思いながらも、もちろんご指南通り、備考欄の1文を削除して再申請しました。

そうしたら、翌日には審査中となり、申請料送金手続きのお知らせが届きました。

5500円をペイジーで支払い完了です。

免許が下りたら、すぐに、付属装置接続の変更申請をすることにします。

しかし、こんな話、どこにも書いてなかったよなぁ、と思いながら、あらためて総通のHPをみると、ちゃんと書いてありました。



自分が見た資料は、すでに開局している人がFT-8を始める場合の指南書だったようです。
私のように2局目の固定局を新規開局する人は少数派で、完全な新規でいきなりFT-8まで申請する人は想定外なのでしょうね。

とにかく、保証認定会社に無駄なお金を落とさずにすみ、良かったです。

電気工事士の学科試験を受けてきました。

2020-10-06 14:14:50 | 日記
先週末の日曜日、ポートメッセ名古屋(名古屋市国際展示場)にて、第2種電気工事士の学科試験を受験してきました。

と言っても別に電気工事の仕事を始めるわけではなく、単なる趣味で自宅シャックのコンセント追加等をDIYでやるのに必要なためです。

前々ら取ろうとは思っていたのですが、なくても何とかなっていた(笑)のでなかなか受験申請をするところまで行かなかったのですが、最近、記憶力の衰えも感じてきたので、やっと受ける気になりました。

第2種電気工事士の試験は年2回、春と秋にあり、4月期を申し込んでいたのですが、コロナのため中止になり、自動的に10月期の受験となりました。

受験にあたり、自分にプレッシャーをかけようと、周りの話が通じそうな人達に受験を宣言したところ、励まされると同時に、すでに持っているという反応が意外に多く、それも高校のときに取った、という人が多かったのはちょっと驚きました。
皆さん、持っているんですね。これは落ちるわけにはいきません・・・

ちなみに今回使った教材はこれ1冊です。



星の数ほどある参考書類の中で本書を選んだポイントは、解答ページに、正解だけでなく間違いの選択肢のどこが間違っているかが丁寧に解説してあるところでした。
定番の書ではありますが、やはりオススメです。

試験勉強の方は、自分の場合、時間をかけて勉強しても、やった端から忘れてしまうので、試験の10日前から短期集中して頭に詰め込み、10年分の問題を1日につき1年分のペースで解く計画でスタートしました。

始めのうちは回路図から複線図を起こして必要なスリーブの数と種類を求める問題がさっぱり分らず捨てるつもりでしたが、やっているうちに解法のコツを掴み、その後はこの手の問題が楽しくなりました。

あっという間に10日間が過ぎましたが、試験前日になんとか過去10年分の問題(950問)を一通り終えることができました。
千問近くもやると、次第に問題のパターンや傾向が分かってきます。

あと、試験当日の午前中に電線の太さと許容電流の数値とスリーブでカシメられる本数とサイズ等の暗記必須の数値をおさらいして最後の仕上げを行いました。

試験会場には、不測の事態に備えて早めに家を出たら、試験開始の2時間も前についてしまいました。



試験は、学生服の高校生が多いと思っていたのですが、学生と思われる人は半分くらいで、意外に幅広い年齢層の方がいました。
中には電気工事会社の作業着を着ていた人も!?

会場は、密にならないように、普段はモーターショーやエレショーを行う展示ホールで実施されたので、受験する人全員が見渡せ、凄い人数が受験していることが一目でわかりました。

試験内容は、大半が過去問でみたことのある類似問題で、新出っぽい問題は数問しかありませんでしたので、手応えはありました。

翌日に回答が発表されたので早速自己採点してみたところ、3問間違えてしまい 94点でしたが、十分合格点に達しており、一安心です。

免許皆伝には、まだ12月初旬の技能試験があるので気を抜かず頑張ろうと思います。

ほぼ半年ぶりの無線活動

2018-07-02 01:05:37 | 日記
年初に身内の不幸が立て続けにあり、おまけに4月から11年ぶりの職場移動で通勤時間が3倍になったりと、いろいろバタバタしてなかなか無線をやる余裕がなく(※)、ブログもずっと更新できておりませんでした。

※正確には、5月のGW中のオール三重コンテストで数局交信しましたが。

ほぼ半年が過ぎ、生活にもだいぶ余裕が出てきたので、この週末、久々の無線活動を行いました。

まずは、周りから?ということで タワーの根元の囲い(ラティス)を塗装してみました。


<Beforeの写真を撮り忘れましたが、色褪せてかなりクタビレていました。>

梅雨の谷間でしょうか、今日はとても良い天気で、日焼けで真っ黒になってしまいましたが、良い汗をかき気分一新できました。

その後、ツイッターの某氏のつぶやきで「KH1ペディ」のことを知り、クラスターをチェックしたら、ちょうど18MHzに出ているようで、半年ぶりにタワーを伸ばして、QSO完了。



また、ぼちぼち復活します。


謹賀新年2018

2018-01-04 11:29:06 | 日記
新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

今年は、8回目の再免許申請の年となりました。
つまり、開局40周年です。

また、08年にHF~6mのkw免許を受けてから10周年となります。

昨年は、コンテスト以外のQSOは50局程度でしたので、今年は、CQ誌のマラソンコンテストでも挑戦しつつ、アクティブに運用したいと思います。





苦労したあとの一杯は美味しい。

2017-09-17 21:20:50 | 日記
日曜の午後、急にコーヒーが飲みたくなってしばらく使っていなかったエスプレッソマシンを久々に出してきた。



しかし電源ボタンを押しても反応がなく電源が入らない。

どうせ電源ボタンの接触不良かなにかだろうから分解して清掃してやろうとネジを外そうとすると、見たことも無い変なネジが使ってある。
ネジの頭に溝や穴が全くなく円筒形状となっているのだ。



こんなのどうやって回すのかと虫眼鏡でよく見てみたら、それは完全な円ではなく小判のような楕円となっていて、どうやら頭がすっぽり嵌まるソケット状のドライバーが必要のようである。
お湯を高温高圧にして噴射しエスプレッソを作る構造のためユーザーに分解されないようにイジリ防止ネジになっているのだろう。

しかし、そうなるとなんとしてでも分解したくなるのは無線家のサガ。。。

全部で8本あるビスのうち2本は頭が出ていてラジペンで摘んで回したらなんとか外せたが、残る6本は20ミリほど奥まった穴の中にあってラジペンの先が広げられずどうしても挟めない。



専用工具が市販されていないかネットで探したが、星形のイジリ防止ネジ用は多数見つかるが、これに合うようなものは全く見当たらないのでメーカーオリジナルのネジなのかもしれない。

こうなったら、ケースを割って分解することも考えたが、いったん冷静になり、自分で専用工具を作ってみることにした。
ツールボックスを探ったら、加工にちょうど良さげな先端が紛失した交換式ドライバーが見つかり、早速、楕円の短径に合う溝をヤスリで削って仕上げてみた。



大成功! しっかりネジの頭をキャッチして簡単にネジが外れた。



分解してみると、電源スイッチが電卓のキーでよく使われる接点ゴム(コンタクトラバー)式スイッチになっていて、ここが接触不良になっているようだ。



食品を扱う機器のためスプレー式接点洗浄剤の使用は避け、濡れ布巾で接点部分を拭くだけにしておいた。
再度組みなおして電源ボタンを押すと無事電源が入るようになった。

以上、工具作成を含めて1時間ちょっとかかったが、苦労した後の一杯が美味しかったのは言うまでもない。




【追記】

上記のように、接点を清掃して復活をしたマシンであるが、数か月でまた接触不良になってしまった。

そこで、スイッチをメカ式に交換して根治治療を行うことにした。
照光式の円筒型スイッチが無かったので別体としたが、うまく仕上がったと思う。

しかし、どことなく、「くまモン」に見えるのはご愛嬌である。



無線誌の新刊2冊が届きました。

2017-09-16 23:40:59 | 日記
宅配で無線誌の新刊2冊が届きました。

「CQ Ham Radio 10月号」と「アマチュア無線機メンテナンス・ブック2」です。



CQ誌は19日発売ですが、年間購読しているのでちょっと早めに届きます。

別冊付録に、いつもお世話になっているJH0CJH川内さんが「SOTAの魅力と楽しみ方」について6ページに渡って記事を書かれていました。

SOTAに最適なリグとしてFT-817NDが紹介されていますが、そういえばちょうど1年前に買った6代目の817ですが、この1年間、全く使っていないことに気が付きました。
なんのためのフルオプション化だったのか・・・



「アマチュア無線機メンテナンスブック2」は、『現在にも通用する、往年の無線機たち』というサブタイトルがついており、私が開局した70年代後半から80年代前半に発売された懐かしいリグ25台の紹介とメンテナンスに関する記事が掲載されています。

その大半は、過去にQEX Japan誌で紹介されたものを加筆修正したもののようですが、QEX誌は厚さの割に値段が高くほとんど買っていないので、このように1冊にまとめた本はありがたいです。

ちなみに、私が保有しているリグが9台も掲載されていました。

IC-502、IC-202、TS820、QS-500、FT-1011、FT-690mk2、RJX-601、RJX-601、RJX-715

すぐにメンテする予定があるわけじゃないですけど、いつか役に立つときが来るかもしれませんので、永久保存版として大切にしようと思います。


ビエラ液晶テレビリコールにビンゴ

2017-09-15 23:36:25 | 日記
一昨日の夜、ヤフーニュースを見ていたら、
「パナソニックは13日、液晶テレビ「ビエラ」の「ET5」「E5」シリーズの4機種計11万3462台をリコールすると発表した。」とのニュースが出ていました。




我が家には、リビングとダイニングに、それぞれ「ビエラ」があり、そのうち1台は確かETとかいう型式だったなと思い、確認してみました。(家電を購入するときは、ネットで徹底的に仕様や価格を調査してから買うので、型番とか結構記憶に残っているんですよね。)

TH-L47ET5 、、、ダイニングのビエラがビンゴでした。



おー、これでテレビが交換で新しくなるぞ、と思ったけど、据え置きスタンドの部品交換とのことで、ちょっとがっかり・・・
それに、テレビの向きなんてめったに変えないからどうでもいいんだけど、某ハシゴメーカーが無線機でリコールを出して、ずーっと何年も回収を呼びかける広告を出してたりするので、早めに連絡してあげようと思い、その日の深夜にネットで申し込んでおきました。

すると翌朝(つまり昨日)、早速、メーカーの担当者から自宅に電話があり、明日交換に伺うとのこと。
なんだ対応が早いな!

で、今日の午後、サービスの人が自宅に来て、30分ほどで無事に部品を交換していきました。(と家族が言っていました)



リコールの発表のわずか2日後に自宅まで来て交換完了するとは、さすが天下のパナソニックですね。

しかし、まだ11万台も対応しなくてはいけないとは、サービスの人も大変だな。