先日の東海マラソンコンテストでローカルコンテスト熱が再燃してしまい、今日は多摩川コンテストに参加しました。
タマコンは、1エリアの多摩川流域の地域コンテストなのに、なぜ2エリアの私が参加?と言いますと、当局はタマコンを主催している APOLLO HAM CLUB の古参メンバーで、所属クラブ主催のコンテストを内輪で盛り上げよう、というわけです。
とは言っても、愛知県から参加しても流域内局最低1局のノルマも達成できない可能性があるため、確実に1エリアと交信できる場所に移動することにしました。
確実に流域内局と交信できる場所と言えば、、、2週間前にも移動した場所、富士山5合目須走口です。
11月下旬ではありますが、幸い今年はまだ冬季閉鎖になっていないようでしたので、一路、東に向かって車を走らせました。
自宅から須走5合目まで約230kmの道のりですが、今年の春、新東名が新御殿場ICまで開通したので、愛知県方面から、ほぼ下道を走らず高速道路のみで須走の麓まで行くことが出来るようになりました。
3時間ほどで到着です。
シーズンオフということで、駐車場にはほとんど車は止まっていませんでした。
無線をやっている方もいないようで一安心です。
早速、アンテナの建設に入ります。
今回のアンテナは、昨日届いたばかりの、JA1CP 入谷OM謹製の超軽量デルタループです。
2本継ぎのパイプを差し込んで、ステンレスワイヤーを目玉クリップで挟むだけなので、初めてでもあっという間に組み立て完了しました。
このアンテナを、これまで先日購入した「ビバポール」を使ってあげました。
今日も富士山頂が綺麗に見えます。
1エリア方向を望む図 海抜2000mなので、雲が眼下にあります。
SWRはこんな感じで、無調整でバッチリSWRが落ちています。
リグは IC-7300M 50W出力です。
13時少し前にセッティングが完了し、コンテストにギリギリ間に合いました。
今回は、流域外電信部門に参加です。
コンテストが始まると、バンド中、すごい賑わいとなりました。
愛知県では、JARL4大コンテストでもこんな賑わいは考えられません。
内輪で盛り上げる必要はまったくないほどの盛り上がりでした。
すでに38回を数える当コンテストですが、いままでは愛知県からわずかに聞こえる局を呼んでいただけで、真面目に参加するのは今回が初めての上、2時間というスプリントコンテストということもあり、戦い方がまったくわからず、アタフタしているうちに、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。
結果です。
4マルチ取り逃しました。
100局できれば御の字と思っていましたが、123局(重複1局)と交信できました。
昨年のレベルだと、4位入賞レベルですが、今年は昨年以上に参加局が多そうですので微妙なところですね。
ところで、先日の 東海マラソンコンテストでは、7日間 死ぬほど運用して140局でしたが、今回はわずか2時間で120局。。。
まさに「この差って何ですか?」ですね。
コンテスト終了後、折角富士山まで来たので、少し移動運用を行うことにしました。
今日はマイクを持ってきたので、自分としては非常に珍しいSSBに出ることにしました。
クラスターにもUPして頂けたので、たくさんの方に呼んでいただけました。
ちなみに、50MHzの移動運用でクラスターに上がったのは、9年ぶりのようです。。。
久々のSSB運用で喉はカラカラ、たどたどしい運用になってしまいましたが、30年ぶりにお会いする局も何局かいて、たまにはSSBでゆっくりQSOするのもいいなぁと思いました。
17時過ぎまで運用し、周りが真っ暗になり冷え込んできたので撤収しました。
下山時には気温は4.5度まで下がっていました。
ひと月に のべ3日間も富士山で無線をすることが出来て、大満足の11月でした。
遊んでいただいた各局、ありがとうございました。
【運用地】 静岡県駿東郡小山町 富士山5合目 須走口 JCC 18009C
【交信局数】 多摩川コンテスト 123局 (CW)
6m 移動運用 46局 (SSB)
【装備】 IC-7300M 50W
5mH デルタループ
カーバッテリー