最近、IC-705を使って、愛知県内の7MHz電信の移動運用を行っています。
その移動地を決めるときに、よくチェックするのが 「J-クラスタ」です。
Jクラスタには、検索機能があり、市郡区コードを入れると、過去にレポートのあったリストが表示されます。
そこで、めぼしい移動地を思いついたら、その市郡区コードを入力して、最近リポートが上がっていなければ珍しいと判断してそこに移動することが多いのです。
(先日の知立市移動も、今年の5月以降、移動運用のレポートが無かったので選びました。)
三河地方の市郡はだいたい移動で回ったので、次は名古屋市内の区移動をやろうと考えていますが、その移動地選びのために、名古屋市の全区について、J-クラスターで過去数年の7MHz電信のレポートを検索して、その結果をスコア化することでアクティブ度を調べてみました。
単にレポート数を数えただけではなく、独自の方法で重みを付けてスコア化していますが、そのアルゴリズムは、内緒です。💓
早速、名古屋市の区のアクティブ度をスコア化してみました。
点数が多いほど、ここ数年、アクティブに運用されている(=クラスタにアップされている)ことを表しています。
一番スコアが高かったのは港区でした。
これは、同区より、最近アクティブに運用されている局がいらっしゃるからのようです。
次が昭和区。
これは、昭和区の名古屋市公会堂で行われるハムの祭典の記念局の運用がここ数年昭和区から行われているのと、更に最近復活された某高校のクラブ局がアクティブに運用されているためと推測します。
3位は、私のセカンドシャックもある守山区です。
しかし私がアクティブというわけではなく、他に、アクティブな固定局がいるためと思います。
というように、アクティブに運用がある区もある反面、ここ数年、ほとんどクラスタにレポートされておらずスコアが低い区もあります。
熱田神宮のある熱田区は移動運用できる場所がないのか、21年はいまのところ(11月末現在)まったく運用レポートがありません。
中川区も、10月末に某他エリア乗り込み移動局がありましたが、それ以前はほとんどレポートされていないようです。
一方、名古屋の中心部である栄のある中区は、ほとんど出ている局がないと思っていましたが、精力的に?移動している局がいらっしゃってそれほどレアではないようです。
このように、名古屋市16区のなかでも、7MHz電信の運用が多い「雑〇区」と少ない「レア区」があります。
もちろん、クラスタに上がらない運用もありますが、クラスタに上がらないとなかなか交信数が伸びないのが現実なので、それほど需要を満たしているとは思われず、このクラスタ検索から得られるデーターはあながち間違っていないと思います。
今後、移動運用をする場合は、このスコアを参考に移動地を選びたいと考えています。