アマチュア無線関連動画の配信者も『ネタ切れ』なのだな・・・と感じます。CQ-hamradio誌の発売日には、本の中身を小出しに紹介している動画が目立ってきました。出版社と契約でもしているなら、ともかく『無報酬』で宣伝するなっての。CQ-hamradio誌も『浦島太郎』に目線を合わせているためか『年々、レベル低下が目立つなぁ』と感じます。同誌は『JARLが監修』しているにもかかわらず『AWARDの記事や特集が、めっきり減った』でしょう。アマチュア無線を長く楽しむヒケツは、AWARDの目標を立てて『あるべき姿』を設定します。そして『現状認識』をします。あるべき姿と現状のギャップを、どう埋めるか・・・。このグランドデザインを描かないと『散財して終わり』です。
【写真:3アマ、2アマは『このAWARD』を軸に取り組めば・・・?】
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◆なぜ、CQ-hamradio誌から『AWARD』が縮小されたかの考察。
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JARLのAWARDを前提にお話しします。
AWARD規約には『〇〇と交信しQSLカードを得る』と書かれています。
QSLカードというと、多くの局は『紙カード』を連想します。
その『紙カード』の転送業務が『遅延』を起こしているため、
交信しても、QSLカードが届くのは『1年後』という状況です。
となれば『カードが届かへんのに、どないしてアワード申請するねん!』と、JARLに苦情が入るのは必至です。
遅延が解消しない限り、アマチュア無線の楽しみの一つに挙げられる、
AWARDの宣伝やらPRがなされないのも、仕方がないのでしょう。
JARL-NEWSのカラーページに、AWARD紹介が掲載されたのは、
東京オリンピックの頃で、これが最後になっています。
ちょうど、コロナ禍の真っ只中で『ステイホーム』だの、
わけのわからない行動制限下で『カムバックハムが増える直前』でした。
1,ステイホームやリモートワークで巣ごもりが増えた時期
2,ちょうどいいや!と、アマチュア無線を再開する人が急増
3,加えて、FT8が流行り出し、こぞって『7,041MHz』の運用が急増
4,紙カードの転送が島根に集中し『転送遅延』が発生
5,転送遅延が『常態化』し、紙カード発送抑制の要請がJARLから出た
紙カード転送は『JARLの基幹事業』です。
この紙カードが『手元に届かない限り、コンファームできない』局が増えています。
とはいえ、世界二大QSLシステムである『eQSL』や『LoTW』を使えば、
別に紙カードに固執しなくても、AWARD申請は可能です。
本来、QSLカードに明記すべき『RSレポートやRSTレポート』も、
LoTWには載らないですが、ログマッチングできている以上、
必要があれば『自局のログで確認できればいい』と規約が変更になっています。
そういうことを『知らない局』だらけなのが、JAの実態です。
1,AWARDの存在を知らない、あるいは『よくわかっていない』
2,AWARDの申請の仕方がわかっていない
3,AWARD申請時に提出する『QSLリスト』の作成方法がわかっていない
4,紙ログ&紙カード主体でやっていると、めんどうくさくなる
私は『hQSLなんて必要ない』と思っているので、やらないです。
1,eQSL
2,LoTW
3,QRZ.com
4,clublog
5,QRZ.CQ
これくらいのコンファームサイトに登録しておけば『紙カードもhQSLも不要』でしょう。
JARLもCQ-hamradio誌も『アマチュア無線のトレンド』を追うべきです。
春になれば、なんかっちゃあ『アンテンチューナーの特集』を書き、
初夏が近づくと『Eスポシーズン到来!』『がんばれアパマンハム』。
こんなルーティンが何年も繰り返され『無限ループ化』しています。
ほとんど『菊正宗のCM状態』ですね。
旨いものを見ると、菊正が欲しくなる。
辛口の菊正を飲むと、旨いものが食いたくなる。
旨いものを見ると、また菊正が欲しくなり、
辛口の菊正を飲むと、また旨いものが食いたくなる。
これでは、JAのアマチュアのレベルが『どんどん低下』していくのは必至。
何のために、ATUを使ってHFに出るのか・・・。
目標も、あるべき姿も、現状認識も、グランドデザインを描かずに、
あんたら、何がしたいねん!?と、私は感じます。
もっと言えば『AWARDせんで、何して遊ぶねん?』と問いたいですね。
せめて、AJDくらいやったらどやねん?と思いますわ、ホンマ。
DXCCも『ARRLのサイトでスコアを眺めているだけ』でしょう。
そんなん、何がおもろいねん?と思いますで。
たかが『0.2kW』でDXCC追いかけても、
200~250エンティティで頭打ちになるのが関の山です。
だったら『ミノタケに合ったAWARDにチェンジすべき』でしょう。
その『おまけ』で『DXCCが250エンティティ』くらいに格下げしたらのいいです。
1,まず、一軍のみ残す。他は『捨てる』
2,一軍の『センターピンのみを狙う』
3,目標→戦略→作戦→戦術→実践の順に、下ろして行動する
JAのアマチュアはグランドデザインも描かず、シンニアマがゴールみたいな局が多すぎです。
▲WARC-BANDの『10,000局』くらい、チャレンジしてみたらいかがですか?。
こんな『ていたらく』ですから、JAのレベル低下、専門誌もレベル低下なのです。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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