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JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●ムセンって、なんか、すごそうなのはわかるんですけど。

2024年06月23日 | アマチュア無線

今や、アマチュア無線という趣味は『かなり特殊性が高い』と感じます。近所のカフェでも、お店のお姉さんと話して『趣味は、アマチュア無線』と言ったら、あまりピンとこない。いちおう客商売なので『どれくらい飛ぶのですか?』とか聞かれますが『地球の裏側の南米とか』なんて答えると『なんか、すごすぎてわからないですぅ』と、さらっと逃げられる。こんな調子だと、女性も若い人も『取り込むのは至難の業だろうな』と痛感します。

【写真:趣味は『写真』というと、えらい食いつきがいい】
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◆スマホは、現代版の『写ルンです』だな。
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カフェで『最近、写真にも凝りだしてね』と話しました。

すると、お店のお姉さんは『どんな写真を?』と食いつきが。

そこで『ケータイで撮った写真を、フォトブックにするねん』と答えると、

 

『それ、一度、やってみたかったんです!』ときた。

 

おおかたが、インスタで『いいね』をもらっておしまい。

そこで『こんな風に、製本された写真集を作ってんねんよ』と、

実物を見せたら『すごーい!、これ、売りものですか?』ときた。

 

・私『まあ、こんなんでよかったら買ってくれますのん?』

・お姉さん『おいくらです?』

・私『まだ、試作品なんですけど、印刷代だけで500円ってとこです』

・お姉さん『500円でいいんですか?』

・私『24ページの文庫本に500円の価値あるか、私もよくわからんのですけど』

・お姉さん『出版社通して作りはったんですか?』

・私『いやいや、印刷会社に直発注して、手売りです』

・お姉さん『へぇー、すごーい!、2冊頂いていいですか?』

・私『こんな、しょーもないのん、2冊も、どないしますん?』

・お姉さん『あのー、友達にもあげようかとか思いましたので』

・私『そうですか、ほな、ありがたくお渡しします』

・お姉さん『それでね、出版までのプロセスをレクチャーしてほしいんです』

・私『なるほど、じゃあ、何人か集めてもらってお店でセミナーしましょ』

・お姉さん『えぇ!いいんですか!』

 

ここからは省略します。

 

要は、スマホで写真はバシバシ撮るけれど、

何か、物理的な有形なモノに残したい・・・という潜在意識に、

私が作ったフォトブックが、ハマったみたいです。

 

それも『フツーのケータイで撮った写真でも「本」になる!』のがウケた。

 

まあ、昔でなら『写ルンです』で撮って、

同時プリントに出して、おまけでもらったアルバムに差し込んで・・・。

これを『本の体裁用にプリント(印刷)して製本しただけ』なのですが、

意外と『印刷、製本』の『プロセス』を知っている人が少ないのがわかりました。

 

別に、プロセスなんて知らなくってもフォトブックは作れます。

 

今や『1冊から、オンデマンド印刷して、1冊から製本してくれる時代』です。

私ら、広告屋経験者からしたら『本機で色校正や束見本を上げる感覚』なのですが、

一般の方には『色校正と印刷の違い』や『束見本』なんて、

あたりまえですが、ご存じありません。

 

 

1冊のフォトブックからも、新たなコミュニケーションが生まれます。

『なんか、おもろい看板とか、知らない?』と聞けば、

『あそこの入り口に、ちょっといけずな看板ありますよ』と教えてもらったのが、上の写真です。

 

写真も勉強し出したら、アマチュア無線並みに『奥が深い』です。

 

かといって、そこに値打ちをこいで『得意げ』に講釈を垂れていては、

若い人や女性陣は、近寄ってきませんね。

それ以上に『自慢』が過ぎると、

女性陣は『こいつ、格下』とランク付けします。

いつまでも『6146B』だの『高1中2』とか言ってると『はぁ?』です。

これは、特に最近、再開局した『シンニアマ』に伝えたいことです。

インスタでムセンを題材にしても、まるでウケません。

それだけ『受け入れられない分野』を認識すべきでしょう。

 

多くの写真サークルは『スマホ不可』とハードルを上げています。

 

▲誰が見ても『近鉄電車』とわかるのが、写真のいいところかな。

(ストロボを炊けば、行先表示は写せるが、ケータイLEDでは無理でした、hi)

 

いちおう、私も『絞り優先』だの『シャッター速度優先』だの、

構図がどうした、ライトとシャドウがこうした、

被写界深度がどうの、あおりがこうの・・・は、知っています。

 

そんなの、どうでもいいですし『まずは成功体験を積む』のが大事です。

 

RAWで撮れだの、ノートリ(トリミングなし)で、だの、

どのみち、液晶画面で1,670万色しか再現できないのだし、

オンデマンド印刷も、CMYKのカラートナーで『色も間引きされている』。

いくらRAWで『何兆何万色』を持っていても、

印刷時に再現できなかったら、データーが『無駄に重たいだけ』です。

 

だったら、撮って出しの『こんなもんでどうスかね?』のJPEGで十分です。

 

こんな調子で写真がマイブームになっていて、無線はSWLに化しています、hi。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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