昭和56年(1981年)に、運転免許を取って以来『バイクは原付一種』しか乗っていません。18歳になったときには『普通一種』を取得、中型二輪などを取る前に、仕事で必要だった『普通免許』を優先しました。巷では『原付二種』が主流ですが『そんなに50ccは走っていないのかな?』と観察してみると、意外と『今もバイクの主流は原付一種(50cc)なのだなー』と感じます。2025年11月には、日本からガソリンエンジンを搭載した50ccの原付一種は生産中止になる予定で『さみしいなぁ』と感じています。
【写真:50ccのいいところは『駐輪場』に停められる点にもあります】
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◆原付一種は『社会インフラ』を担っています。
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イチバン馴染みがあるのは『新聞配達のプレスカブ』でしょうね。
よく誤解されているのは『50ccは二段階右折が面倒くさい』という点です。
基本的な二段階右折について解説します。
・片側2車線の場合、二段階右折の標識がなければ『普通に小回り右折』
・片側3車線の場合、二段階右折しなければ違反になる
・片側3車線の場合でも、二段階右折禁止の標識(右図)なら、小回り右折
自慢じゃないですが、50ccでも交通違反の検挙歴はありません。
どうして、50ccで交通違反の検挙歴がないのか、とか、よく聞かれます。
あたりまえの話をしますが『目立った交通違反をしないから』です。
指定速度40kmくらいの幹線道路ですと『ピークで40km/h』で走ります。
仕事柄のクセで、後方確認やバックミラーも、しょっちゅう見ています。
もちろん、今後も検挙されない保証はどこにもありませんが、
基本的に『目立った交通違反をしない』につきます。
たまに、MAXで55km/hくらいまで『ピーク』の速度を出しますが、
それとて、通勤途上の深夜の幹線道路で『数百メートル』です。
きちんとミラーを見ていたら、後方からパトカーが来ていたらわかりますし、
仮にパトカーが追い付いて『速度計測』する頃には、
交差点に差し掛かり『信号待ち』で『計測不能』なのです。
まぁ、若いヤツじゃないので、警察を必要以上におちょくったりはしません。
また、二輪車の『すり抜け運転』も警察は目を光らせています。
取締に関しては、排気量は無関係です。
・歩道のない路側帯を走るから、検挙される
・歩道がある路肩は、検挙の対象から外れる
知っていましたか?。
・信号待ちの車を右側から追い越し・・・だいたい、アウトのケースが多い
・特に、横断歩道や自転車横断帯の手前30mは、追い越しもはみ出しもアウト
・路肩で先頭に出ても、右の車の前に出たら『追い越し違反』。並べばOK。
こんなん、知らない人、多いのとちゃいますか?。
さて、原付一種の基本的な行動範囲は『せいぜい5km四方』です。
いわゆる『ジモティ』の人たちの行動範囲と『ほぼ同じ』です。
タクシー乗務員という仕事柄『自宅から5km四方の道路事情』は、
ほとんど、脳みそに刷り込まれています。
では、社会インフラに話を戻しましょう。
・新聞配達のプレスカブのほとんどは、50cc
・Uberの配達員も、けっこう50ccで頑張っている
・通勤・通学の足としても、50ccがやっぱり多い
・介護職員の訪問ヘルパーさんの足も、やっぱり50ccがほとんど
・なぜかわからないけれど、今、50ccの新車が、けっこう安く売られている
▲左は私の『通勤特急』。右は、YAMAHAのJOG。
現在のYAMAHA製50ccは、HONDAが熊本工場でOEM生産しています。
ヘッドライト周辺をよく見ると『DioもJOGもパーツが同じ』でしょう。
JOGのクランクケースには『HONDAのロゴが刻印されている』のです。
それぞれが独自生産しても『採算が合わない』のが理由でしょうね。
・5km四方くらいの移動なら、50ccで十分
・5km以上の移動なら、125ccなどの原付二種の方がいい
2025年11月に『50ccの終焉』を迎えます。
その後は『125ccクラス』のエンジンを流用し、
今の原付一種並みの動力性能に下げて『シン・ゲンツキ』になる予定です。
現在、どうして50ccバイクが『たくさん売られているのかな?』と思いませんか。
2023年に買った50cc・4ストバイクの多くが『カーボン嚙み』を起こすでしょう。
原付一種のユーザーの『ほとんど』は『自分でメンテなんかやらない』ですね。
まぁ、いわば『雨ざらし状態』で乗っています。
現在、売られている50ccバイクの冷却は『水冷式』が増えましたので、
私が乗っているDio(AF68)のような空冷式ですと、
水冷式以上に『カーボン嚙み』が多発しています。
2年後、バイクもボロになってきて、カーボン嚙みで『寿命』と思わせる?。
これは、私の憶測ですが『知識のないユーザー』は、
すでに『販売店のカモリスト』に入っている、そう感じます。
▲手入れせず『ほったらかし』で乗っていると『艶消し』がさらに艶消しに。
▲手入れをしていれば、9年経過しても『いい状態』が保てます。
<カーボン噛み対策やボロにならない手入れ>
・満タン給油の際、フューエル1(ワコー製)を20cc入れている
・週一くらいの頻度で、エンジンをブン回してカーボンを飛ばす
・暖機運転をやっている
・日常点検もきちんとやっている
・ワックスがけなど、愛車の掃除もきちんとやる
お説教じみていますが・・・。
A:あたりまえのことを
B:ばかにせず
C:ちゃんとやること、です。
イチバン大事な日常点検は『オイル量の点検』です。
やることを、きちんとやっていたら『9年間で23,000km』乗っても大丈夫。
近いうちに、プチ・ツーリングに行ってきます!。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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