モノクログラフィックLCD NOKIA5110にESP32で文字(テキスト)を表示させるテストです。
文字を表示させるスケッチの基本は、前の記事を参考にしてください。ここでは、テキスト表示関係の関数についてまとめます。
まず、テキスト、グラフィック共通の関数
display.begin(); //初期化します。
display.clearDisplay(); //screenとbuffaをクリアします。
display.display(); //buffaのデータをNOKIA5110に送り、screenに表示します。
display.setContrast(n); //コントラスト調整、n=50程度ですが、見やすいように調整します。
display.setRotation(n); //画面を反時計回りに回転させます。n=1で90°、n=2で180°、n=3で270°、n=0で回転なし。
display.setRotation(1);で反時計回りに90°回転させた画面です。
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次にテキスト関係の関数です。
display.setCursor(x,y); //カーソルをx,yにセットします。
display.TextSize(n); //文字の大きさを指定します。n=1~5
1行目TextSize(1)、2行目TextSize(2)、3行目TextrSize(3)です。
左側TextSize(4)、右側TextSize(5)です。
display.setTextColor(BLACK or WHITE,BLACK); //BLACKの場合、黒文字。WHITE,BLACKにすると白黒反転します。
上の文字を反転させてみます。
display.print(n); //nは文字列または数値、変数で、改行なしで表示します。
diplay.println(n);//上記と同じですが、文字を表示後改行します。
ただし、nが実数(浮動小数点)の場合、小数点以下2桁までしか表示しません。
1行目は、display.println("3.141592");で表示
2行目は、display.println(3.141592);で表示
他にdisplay.write(n); //nはアスキーコード。でアスキーコードに対応した文字を表示することができます。