当局JH7UBCは、FCWA(福島CW愛好会)で毎週水曜日の21時から行っているCWによる交信会のキー局を務めています。
20時50分ころから3.520MHz付近をワッチして、空いている周波数で、調整符号を出します。
VVV VVV VVV DE JH7UBC JH7UBC QRV FER CP FCWA QRX 2100 QSX 3520 AS(3520の部分は、実際に使用する周波数ですので、その時に応じて変わることがあります。) を21時まで繰り返し送信します。
この調整送信は、愛用の縦振電鍵HK-808を使い、打鍵のウォームアップを兼ねています。
この交信会は、縦振電鍵の練習、和文の練習になっており、週1回の交信会ですが、CWの技術を維持するのに一役かっています。
実は、この交信会の時には、耳による受信に加えCWの解読・送信ソフト「Digital Sound(DSCW)」を併用しています。(DSCWのダウンロードはこちら)
これまでは、受信時のみ利用し、受信の確認と自分の送信が正しく行われているかの確認に使っていました。
DSCWには送信機能があります。(画面の右側)
送信機能を利用するためには、インタフェースが必要です。このインターフェースにはUSBIF4CWが利用できます。私の手元にはこの代替えとして使えるAMD-USB-CQというインターエースがあり、これで試してみました。
DSCWの初期設定で、COM設定で「USBIF4CW」を選択することによって、送信ウインドウに入力した文字が送信されます。
あらかじめ、macroに登録しておいた送信文を使うことにより、効率的な送信(交信)を行うことができます。
DSCWのマニュアルにもインターフェースの作り方が記載してありますが、以前CTESTWIN用に作成したインターフェース(製作記事はJH7UBCホームページのこちら)とほぼ同じなので、それを使ってみました。
このインターフェースは、USBシリアル変換ケーブルを介してパソコンに接続します。
DSCWの初期設定からCOM設定で、USBシリアル変換器のCOM番号を指定することにより送信可能になります。
AMD-USB-CQ、CTESTWINインターフェースのどちらでも送信できることを確認しました。
これらのインターフェースをリグのKEY端子に接続してしまうと、縦振電鍵を使用することができなくなります。それでは、ちょっと困ります。
そこで、2つの回路からそれぞれキーイングできるように2つの入力を単純にパラレル接続する下の写真のような回路を作りました。
これで、リグをDSCW、縦振電鍵そしてパドルの3つからキーイングできるようになりました。
それぞれを臨機応変に利用して、交信会や普段の交信、コンテストなどを楽しみたいと思います。
なお、毎週水曜日21時から3.520MHzで行っているFCWA(福島CW愛好会)に交信会に参加したい局は、こちらの要綱をよく読んで、コールをお願いします。
2月19日追記
21時からの交信会の前に、調整符号を電文をDSCWで自動送信してみました。OKです。
インターフェースは、CTESTWIN用を使いました。問題ありません。
普通のCW交信やコンテストでも使えそうです。
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