先日、「道の駅あいづ 湯川・会津坂下」内の農家レストラン「くうべぇる」で食事を終え、帰り際にふと案内カウンタを見ると『徳一を尋ねて』という文庫本が目に留まりました。
著者を見て、ちょっと驚きました。30年以上前になりますが、職場の同僚だった白岩孝一さんだったのです。懐かしさもあり、さっそく1冊購入しました。
徳一(とくいつ)は、平安時代に活躍した高僧で会津に仏教を広め、磐梯町の恵日寺や道の駅あいづの近くの湯川村の勝常寺などを開き、仏都会津の開祖と言われています。
白岩さんは、ご自身がお住いの湯川村にある勝常寺とそこを開いた徳一についてライフワークとして研究を続けられてこられたようです。
家に帰って、ざっと読んでみました。徳一に関する書籍、時代背景、古代仏教について丁寧に記載されています。几帳面な彼の性格のとおりだと思いました。ただ、徳一本人に係る記載は歴史上の記録が少ないせいもあり、控えめです。想像を避けあくまでも記録を元にしたためでしょう。
白岩さんは、私より3歳上ですが、そのご活躍の様子が見てとれ、とても元気づけられました。
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