北方領土訪問に同行した国会議員。
酔っぱらって返還運動のリーダーに「戦争して取り返すしかないんでないか」と暴言を吐いた。
また、女性を求める発言なども明らかにされた。
所属する維新から除名された。
国会では辞職を求める決議がなされた。
が、拘束力があるわけではない。
あくまでも本人の判断。
今夏の参院選で議席を獲得した「NHKから国民を守る」という名の団体が議席を獲得。
この団体の代表が常軌を逸している。
先の暴言議員がこの「N国」に加入。
二名となることで政党要件を満たすからだ。
この議員が今度は竹島を取り返すのは戦争しかないと自信のツイッターにアップした。
韓国軍が竹島に上陸して軍事演習を行ったことに対してである。
野党は共同で前回と同じような決議を考えている。
ただ疑問もある。
誰もがだろうと考えるから、常識を超えているからなど。
これが常態化すると別の危惧が出ることを考えなければ。
気にいらない議員をあれこれ理由を並べて議会から追い出そうという危惧だ。
どの議員も有権者に選ばれている。
その意志は尊重しなければならない。
故にこういう案件は慎重さが求められるだろう。
共産党議員が社会的常識に反する行為が発覚した時党はまず議員を辞職させた。
その後具体的な調査をして党の役職を外した。
最終的には党を裏切ったことで除名となった。
これが責任ある政党の判断だと思う。