ニュースで年金で生活が苦しい声だけを流している。
じゃあどうするのかということは何も報道しない。
会社で働いて退職した人は基礎年金である国民年金と厚生年金がある。
が、町の個人経営者。
といえば聞こえはいいが床屋さんであったり八百屋さん、一人で仕事を請け負って働いてきた人などは
すべて国民年金だけだ。
アパート住まいであれば家賃・光熱費は絶対省けない。
せいぜい電気・水道などを節約するだけ。
それも限度がある。
80過ぎの床屋夫婦。
ある程度の齢になれば夫は好きな本を読んだり妻は趣味の絵を画いたりして
たまには温泉でも行こうか、と思って生活してきた。
が、いま、現実は生活に大変で夫は数年前に病を得て週三日店を開けて鋏を握る。
専門家に聞くと仮に国民年金を一万円増額するだけで3兆円かかると。
社会保障のためと言って消費税増税を決めたのではなかったか?
それもあと10日余りで実施される。
これは最近、NHKが放送した画像。
社会保障どころか財政再建に半分が使われる。
さらに来年度予算で借金に当たる国債が発行される。
この国はどうなるのか?
人生の先が見えているとはいえ暗澹たる思いでしかない。