片づけをしているといろんなものが出てくる。
IDO(現au)のデジタルミニモの操作早見表だ。
本体はもうどこかへやってしまったけれど、メールも出来なか
ったはずと記憶している。
「プチメール」と言うCメールのご先祖さんみたいなのはあっ
たようだが覚えていない。
呼び出し音もピリリリリのほかはプリセットで何曲か入ってい
るだけで「着歌本」なるものを買って一生懸命2+33*・・
なんて入れていたような気がする。
私が最初に持った携帯電話はIDOの「戦略的小型端末w」で
あるミニモだった。(当然アナログ)
それこそ電話機能とカタカナの電話帳しかなかったと思う。
今、アナログテレビ廃止で開いた800Mhz帯を各社必死に
取り合いしているが、この頃は830MHz帯が普通で、あと
から出てきたデジタルホン(名古屋では東海デジタルホン)が
今のGHz帯のハイバンドで参入してきたが、微弱であり周波
数の関係もあって使い物にならなかったのだ。
私の当時勤めていた会社にも売り込みに来たがテレビコマーシ
ャルの歌の「と~かいでじたるホン!ほん♪ほん♪」と言う歌
を大の大人二人来て歌って「ご存知ですよね♪」何ていうから
思わず「アンタらたーけ(バカ)か?」と言ってしまった。
延々説明を続けられてもこちらは電波のプロである。
それなら我慢してピッチ(PHS 当時のPHSは使い物にな
らなかった)で十分だろと言ったらすごすごと帰っていった。
と言うかIDOの携帯電話を見せるだけで帰っていった。
時は流れ今やお爺ちゃんでもスマホ持ってたりする時代になっ
たけど、東海デジタルホンからずっと社名が変わり続けている
犬っコロのコマーシャルの会社が「繋がる」を強調しているけ
れどアナログテレビ中継局の跡地を必死で買い付けがんばって
いてもどまだまだまだダメだ。
話はまた横道に逸れた。
携帯電話など電話機能と簡単な電話帳があれば十分である。
メールするくらいなら電話のほうが早いし簡単であるし、今
の各社の電話会社のカバー率があれば御の字である。
メールやスマホのような機能が必要なら、それはそれ専用で
4インチのタブレットを出せばいいだけである。
ナンしろ世の中便利になったというより複雑になってそれに
追い回されるというせわしない状況になってしまったなあと
最近つくづく思うのでした。
スマホって電話機じゃなくてオモチャだよね。