消費者の無知に付け込んで、産地や原料を偽装する問題が後を絶ちません。
我々消費者が本物を見る目を自ら養う必要がありますが、偽装が巧妙過ぎて見分けがつきません。
先日、大型鮮魚店に行きましたが、毎度のこと、この店は客が多くて賑わっています。
「ブリ半身1200円」の札があって人が集まっていました。
覗き込んでみると体長60cmほどの御頭付きでしたが、このサイズをブリと表示して売るのは消費者を欺いています。
ワラサと言うにもサイズが足りなくて、イナダと表示するのが適切な感じです。
新潟の魚市場から直送されて来る魚が主体の鮮魚店ですから、冬のこの時期に「ブリ」と謳うなら消費者は氷見系をイメージします。
悪徳とは言えませんが、消費者に正確な情報を発信する姿勢が欲しいですね。