若い女性が、途中の駅から乗り込んで来た老女に席を譲ろうと立ち上がりましたが、老女は「結構です」と固辞しました。
それでも若者は「どうぞ」と手を差し出すが、老女は手を振って断り続けます。
3度ばかりのやり取りで若者は諦めて着座して、スマホを手に取り画面に視線を向けました。
若者はバツが悪そうな面持ちに見えます。
老女は眉間にシワを寄せて迷惑そうな面持ちです。
若者はこの先、同じような場面に遭遇したら、席を譲ることに躊躇することになるのでしょう。
折角の思いやりと勇気が失われてしまったようで残念でした。
「若者よ、これに懲りずに老人を労わる心を失わないでください」
「婆さんよ、あんた幸せを逃がしていますよ」