4/29(月・昭和の日)30(火・国民の休日)には捨松さん来店!
6/8(土)9(日)本場結城紬の地機体験!
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今日はもう花粉でボロボロで顔は痛いし
微熱っぽいし 喉腫れてて冷たい水ばかり飲んじゃうし
目薬も花粉ガードも お薬も効いた気がしないし。
保湿ティッシュ抱えて ふぅふぅ言ってます。
そんな日に癒されるのは藍染です。
藍には鎮静作用もありますので。
原田さんの琉球美かす里に 関史子さんの帯「見上げる夢」
これは琉球藍で染められていますけど
阿波藍のお話を。
天然藍の誕生は紀元前2000年。古代エジプトの時代と言われています。
藍が日本に伝来したのは、遠く飛鳥時代(538年~645年)の およそ1400年前のことで、
「藍」は4000年の長い年月を経て、今に伝わっています。
藍染めの原料である蓼藍(たであい)が、中国から日本に来たのは室町時代です。
とりわけ阿波(徳島)吉野川流域は、 蓼藍の生育に適した肥沃な土地として栽培が進められ、
徳島藩に多くの富をもたらしました。
1585年、初代徳島藩主の蜂須賀家正が、蓼藍作りを保護奨励して、
徳島藩はもちろんのこと、その後全国に藍染めが広がりました。
明治8年にイギリスの化学者アトキンソンが来日した折、
「ジャパン・ブルー(日本の青)」を一番最初に提唱し賞賛しました。
また明治23年に来日したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)も、
「この国日本は、神秘なブルーに満ちた国」と絶賛したのです。
そんな日本の藍ですが 現在は徳島の一部の農家で
細々と栽培、すくも作りが行われているだけになっています。
日本中の藍は ほとんどが徳島産なのです (琉球藍は別の草、別工程なので別の機会に)
日本の庶民に愛いされた藍は 生活体験の中からさまざまな効用が認められています。
1.薬用 藍の葉や種は ふぐ中毒の解毒に、また解熱用として感冒薬として使われました。
藍種・藍葉は、煎じて飲めば健康増進に良いと言われています。
助六が頭にに巻いているのが藍染めの布。
藍染には解熱、鎮痛の作用があるとされ、頭痛持ちのトレードマークでもあります。
2.防虫 藍で濃く染めた布や紙は虫を寄せつけないと言われ、
ヘビなども近寄らないために、野良着やモンペ、足袋など 仕事着に藍染めが用いられました。
あせもやかぶれ、皮膚病にも殺菌効果があり、 藍染めの下着や靴下が重宝されています。
3.消臭・保温 藍染めの下着を着ると汗臭さが無く、しかも温かい。
肌荒れを防ぎ、冷え性にも効果的と言えます。
むかし武士達は戦場に行くとき、下着は藍染めであったのも、古来から藍の持つ効用のゆえであります。
4.生地を強くする 藍染めは木綿糸を強くすると言われています。
昔の火消し装束、よろい、かぶとの紐、剣道着等に藍染めが用いられました。
身体が弱ったときには藍染めの着物がいいかも。
ということで 今日は私も藍染めの着物です。
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