MailING!日月説法日誌

一生の宝物「法華経」の宝島の世界へあなたをエスコート
仏教経典の中の王様「法華経全28品」の完全解読に大チャレンジ!

何はなくとも芸術家

2009年12月28日 08時40分33秒 | インポート
芸術家(建築家)は、人からお金を貰うことに関して人一倍厳しい感性を持っているものだ
建築なら、大工が勝手に建主と契約したようなことでも、建築家が関わることにより、
その建築家の持つ契約上の不安感や責任感により、自然と契約らしくなっていく
大工として建築家を取引に加え、奉仕するだけで、だんぜん営業や仕事をし易くなるだろう
されど、建築家は本家本元としての挨拶を先ず率先して示さなければならないだろう
何はなくとも芸術家!!

フロー経済によるまちづくり

2009年12月27日 17時14分24秒 | インポート
戦後の日本のストックは回復したと言っているが、本当に回復したのか?
今はストック経済の時代に入ったと叫ばれても、それは単に問屋直結のストック消費が増えると言っているだけではないだろうか?
今の時代は、少量であっても多品種の製品に囲まれて、どれを選んだらよいのかわからないままに
試し買いに余計なものまで買わされている時代と言えるし、何が良いのか大量な情報も買わされている
結局、主流な情報産業までがストックに入るとは言えまい

普遍的な経済の現実はフローであると言える
しいて言うならば、現代はストックを理論や心がけとする、よりフローな経済にならなければならないのだろう
要は、ケーキ屋が予約だけとって予約分のケーキだけを生産販売することがもはや経済ではないということだ

世の中、形上はフローでなければならない
フローが考えたり、作り出すものこそ話題にあふれ、価値があると言えるのだ

ストックな世の中では、消費者はより良いものを求めて団結消費を起こす
しかし、いずれは無駄と思われる中間販売者の必要さに芽生え、消費からとりあえずの収益事業者へと変化していく
この二度手間な社会の容認こそ、現代の経済を長い将来に向かって停滞させているのだ
今すぐにもフローを出さなければ経済の循環は失われてしまう
戦後から今までに存在したフロー経済は今、事業者である者にとってはとても重要な要素であることを忘れてはならない

フローであり続けるために今、経済に対しまちづくりが必要なのである
事業者の行なうまちづくりはストック経済を配慮した普遍的なフロー経済なのである

建築は和の結成

2009年10月26日 18時33分07秒 | インポート
自分が建築を志したのは、建築デザインの仕事がしたいの他にもあった・・・
できれば芸術やデザインで身を立てれれば理想的とは思っていたが・・・
まず、その道で身を立てるにも、人脈や周囲環境がまず大事だ
目差した当時、その人脈や周囲環境にひどく不安を抱いていたことを思い出した
人の和が極度に廃っていく世の中に途方にくれていた
理由はわからなかったが、その当時、何か人の和を取り戻すことに漠然と関心と不安を持ち続けていた

そのうち、建築の学校へ行き、そして社会へ出て就職し、その都度、孤立感を抱き、
社会的な和は期待できそうもなくなった
働いているうちにただひたすら自分一人だけでがんばらねばならないのだと教えられていた
建築士試験も自分との戦い、資格さえ取れればと良いと思い込まされざるを得なかった

その甲斐あってか、建築士試験には順調とはいえないが、とりあえず合格できた
試験勉強中も合格後も一級建築士とは建築物何でも設計できる資格なのだ・・・
本来、国を信じるならば本当に一級建築士なら一人で建物を作ることができる・・・
今まで、本当にそう思い、国を信じ、自分を励まし生きてきた
そして、他人と仕事を分け合って共同することは紛いで負け組みとすら思った

しかし、何かが違う!
本当の最初の自分の志にも厳密にはあったように、
自分ひとりでする職人芸のような仕事のあり方は成りたとうとつまらないはずだ
要は本当の建築の仕事ではないのだ
建築とは本来集団でするものなのだ

だから、集団でなくては仕事は本来回ってこなくて当たり前なのだ
それが本筋と信じよう!
これからは、建築設計は一人で成り立つなどの幻想はやめよう
志した原点を説き、今からでも生まれ変わるのだ!

建築防災とまちづくり

2009年10月25日 20時08分17秒 | インポート

今日は地域自治による地震避難訓練がありました
意外なほど多くの人が集まり、大地震に関する関心度の高さに驚きました
訓練の際、消防署の人が長年の消防人生の経験談を話されました
長い消防人生の中で、事前に火が食い止った実例は
出火近隣の助け合いによるものが4割もあるそうです
火が出たら、とにかくいち早く周囲に大声で知らせること!
それにより実際は近隣の人々が自宅から消火器を持ち出し
一斉に火を消して止めていてくれているそうです
自宅の消火器を持ち出して隣家の火を食い止める
ということは恥ずかしいことに以外にも私には感付きもしなかったことです
日頃、近隣の付き合いが途絶えているような風潮な昨今において
とっさの判断でそれに感付く、ということはとても素晴らしいことです

住民の助け合いは意外なほどに進化しています
いざという時、やはり頼れるのは近隣住民なのです!
日頃から防災を念頭に置くということの大切さをあらためて実感しました

避難訓練の後、私は建築防災に関する有料耐震診断のチラシを持って
地域に営業訪問に挑みました
100件以上は会話をして廻ったと思いますが
1件たりともセールスお断り!と一言で見放す家はありませんでした
これは私の過去の営業経験からしてとても奇遇なことでした
防災熱と近隣助け合いは今後も高まっていくと実感しました
それ相当に今回は私も周到に準備したわけですが
それが住民の方にも伝わっててもらえているということが
ことさらうれしく思えました

ところで、一般住民は防災に進んでいるのに、
それに係わる地域の建築業者はどうなんだ?と不安になりますが
心配ありません!
過去の大地震の際には何の話も付かなかったのはある意味で事実ですが
今は違います!
過去の屈辱もあるせいか、それが逆境パワーとなり
年々地震の話題を避ける者はいなくなりました
住民パワーもさながら、かつての進入メーカーへの大敗北を
今では誰もが取り戻そうと凌ぎをけづっています

地域の住民と建築業者が支えあう本来の社会の完全回復は
目の前に来ています!
キーワードは、メーカーの売上げ向上戦略に対する、地域を『守る』です!