MailING!日月説法日誌

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無償の心がけ

2010年10月31日 10時56分30秒 | まちづくり
無償で奉仕するということは今の日本にとって一番大切なことだと思う
何故、無償かと言えば、お金を貰ってすることとはまるで意味が違うからだ
地域や親戚づきあいなどは、人間に欲がある限り何かと不和はつき物だ
とかくお金にならないことはやりたがらない
そこで、その不和を有償で解決しようとする考えも起きてくる


地域や人脈を無償で面倒見なければならないポストの人材もいる
しかし、時間やお金も掛かることだし、面倒になるのが常であろう
そんな心の隙間に入り込む悪質なものは必ず発生してくる
心の隙間とは、やはりお金にならないことへのためらいや躊躇に起きてくる
その心の隙間を埋めるには無償の奉仕が必要なのだ

誰もが無償の心がけを持ったなら、不和は存在しなくなるだろう
それだけ無償の心がけは特別の力を持っている


落ち度の功績

2010年10月17日 14時38分35秒 | まちづくり
まちづくりというあやふやな世界には何らかの確立で生じる落ち度がつき物で、それがどうしても定めなのです
また、まちづくりに限らず、世の中のあらゆる仕組みには落ち度は切っても切れないのです
落ち度とは隠すことより、知られることで自然なのです
落ち度が怖いから、入念に慎重になる
それでも起きてしまう落ち度はみんなのものです
落ち度がまるでないことはないものだと考えて
落ち度を隠すことはしてはいけません
とかく、まちづくりをそれを専門に行うプロに任せてしまったら、あまりに落ち度が社会信用度を落とすことを恐れるあまり、
まず、どうしても生じる落ち度をいかに隠すかの方法のほうが先に進んでしまう危険が生じるでしょう

マイホーム造りを例に挙げてみましょう
近頃は、マイホームに関して、あらゆる法規制が一段と厳しくなってきています
そのため、古くからの地域的な建築業者では、住宅建設と言えど、なかなか手に負えない代物となってきているかが実態のようです
この厳しい法規制の最中、法に違反すれば食っていけなくなるという、きびしい競争をしいらされるため、
全国に市場展開を図る大手ハウスメーカーだけが住宅受注を勝ち得ているような状況でありましょう

しかし、建築というビジネスはどうしても100%ストレートに完璧な仕事は出来ないものです
ハウスメーカーと言えど、かならず建設地の役所や指定機関と法律上、力を合わせながら辛うじて法に合致したマイホームを完成させているのが現実です
つまり、かならず建築の途中には落ち度は生じるのです
そして、工事中に役所や消防から訂正や指導を受けながら完成度を高めているのです
しかしながら、全国展開のメーカーホームでは請負中の失敗を消費者に知られたら信用に関わるため、とても神経質です
そこで、管轄の役所も協力して、なるだけ消費者には内密に手直ししておけば済むということになっているでしょう

それらの経緯は、消費者にはわからないままに仕事が進められるのが、大手ホームメーカーの特色と言えるでしょう
ある意味で、建築で仕事の落ち度が見つかると言うことは通常のことであって、
その都度、消費者と協議がなされて解決して行くという大切な手順が大手ホームメーカーには生じないのであります

今の時代こそ、落ち度は大いに認めようではありませんか
そして、落ち度をお互いが認識し合いながら、改善して行くのです
そのような意味で、落ち度は、お互いを知るために必要なつき物と言えるのです

喜びを伝える生き物

2010年10月13日 15時37分14秒 | まちづくり
人は何かを伝えることで人間社会を形成している
あらゆる社会の出来事は「喜び」に変換されている
つまらないことも、ある人にとっては喜びになる

人々は何か共通性を求め、喜びの共通性に日常の暮らしを作り上げている
忘れ去られていることかもしれないが、喜びが暮らしの原動力である
喜びを失ったら、日常をこなすことが難しいだろう

だったら苦しくても、生きて行くために喜びを無理にでも摂取するのだ
情報化社会のブームは、多くの喜びを得ようとしているのであり、
まだまだ喜びが不足しているのである

日本人は自分自身を素直に表現することが下手だといわれているが、
その状況は、国際的な情報化社会を向かえた今でも相変わらず、日本人は特に下手らしい
情報を喜びとして受けたり、与えたりがうまく行かないようだ
なぜなのかはよくわからないが、人一倍、表現に懲りたがる性質が日本人にあるのかもしれない
考えすぎてうまく行かないのだな

元々、下手だから慎重になって考えすぎるのだ
下手は下手と割り切って、日本人の大方は下手な人間の集まりなのだ
多くの日本人は下手と知りつつ、人前ではあの手この手で喜んで見せて世渡りをこなしているものだ
下手でもいい、考えている余裕はない、とにかくすぐにも喜びを伝達して行かなければならないのだ

人が共存して生きて行くために、手っ取り早くは、喜び以外、道はないのだから