「生物多様性」という言葉がある
それは、生物はお互いに関わり合いながらバランスを保って生きている状態を言うらしい
ところで、この生物界のバランスが現代は失われてきていて、たくさんの生き物が絶滅に追いやられている
その現代の絶滅のスピードは年に生物4万種、約13分に1種が絶滅しているそうだ
この大量絶滅の時代は、地球の数10億年の歴史の中で現代は6回目を迎えているそうだ
明日からは寅年、そのトラも実は絶滅のピンチにあり、現在、地球上で野生で残っているのはたった4000頭だという
この極めて珍しい時代現象は私たち人間の暮らしや生存にも大きく影響しているのは間違いない
私たちは暮らしや生存していく上に日頃、働くということを人間間の共通の約束事としている
即ち、働くことは人間の知恵で作り出した人間の最善の連鎖である
そして私たちには一人一人に与えられた職業というものがある
その職業が現代の珍しい危機時代において正しく連動しなくなってきている危険を感じずにはいられない
ところで、私は建築を職業としている
その建築は、人間の代表的な暮らしの衣・食・住を比較しても、その中で職業として成立した最初のものではないかと考えている
職業の中で建築というものは、今学んで今すぐできるものではない
必ず、計り知れない長い時代を経て培われてきた魂を今の時代に正しく伝授させていくことでやっと建築は職業として成り立つのである
建築は、とくにお互いの関わり合いのバランスが重要な職種の一つだ
しかし、近年、その関わり合いのバランスが崩れ、各々が建築の歴史をしまい込んでしまい、他者へ伝えていかなくなっている状況が目立つ
近年の建築の親方達は技は教えてもらうのでなくて、盗めと指導している
本来、それで良いわけないではないか
盗めとは、まったく建築という仕事を知った者が自分ひとりで出来るものと大きな誤算と過信をしているに過ぎない
自分の利益は自分だけで出すという考えが建築界で主流になれば
建築の絶滅のピンチは必ず急加速にやってくるに違いない
建築の遺伝子は建築に関わるすべての者、即ち、建築の一般消費者すらにも対等にめぐらされなければならない
それが建築の歴史なのだ
西洋の産業革命とともに建築のプリマドンナと称せられ、マスコミ中心に称えられた一人の大建築家の時代は
世界大戦の終結とともにすでにその時代に消滅したのだ
今、私たちがすぐにも取り掛からなければならないのは、ずっと以前の歴史上の建築なのだ
それは、生物はお互いに関わり合いながらバランスを保って生きている状態を言うらしい
ところで、この生物界のバランスが現代は失われてきていて、たくさんの生き物が絶滅に追いやられている
その現代の絶滅のスピードは年に生物4万種、約13分に1種が絶滅しているそうだ
この大量絶滅の時代は、地球の数10億年の歴史の中で現代は6回目を迎えているそうだ
明日からは寅年、そのトラも実は絶滅のピンチにあり、現在、地球上で野生で残っているのはたった4000頭だという
この極めて珍しい時代現象は私たち人間の暮らしや生存にも大きく影響しているのは間違いない
私たちは暮らしや生存していく上に日頃、働くということを人間間の共通の約束事としている
即ち、働くことは人間の知恵で作り出した人間の最善の連鎖である
そして私たちには一人一人に与えられた職業というものがある
その職業が現代の珍しい危機時代において正しく連動しなくなってきている危険を感じずにはいられない
ところで、私は建築を職業としている
その建築は、人間の代表的な暮らしの衣・食・住を比較しても、その中で職業として成立した最初のものではないかと考えている
職業の中で建築というものは、今学んで今すぐできるものではない
必ず、計り知れない長い時代を経て培われてきた魂を今の時代に正しく伝授させていくことでやっと建築は職業として成り立つのである
建築は、とくにお互いの関わり合いのバランスが重要な職種の一つだ
しかし、近年、その関わり合いのバランスが崩れ、各々が建築の歴史をしまい込んでしまい、他者へ伝えていかなくなっている状況が目立つ
近年の建築の親方達は技は教えてもらうのでなくて、盗めと指導している
本来、それで良いわけないではないか
盗めとは、まったく建築という仕事を知った者が自分ひとりで出来るものと大きな誤算と過信をしているに過ぎない
自分の利益は自分だけで出すという考えが建築界で主流になれば
建築の絶滅のピンチは必ず急加速にやってくるに違いない
建築の遺伝子は建築に関わるすべての者、即ち、建築の一般消費者すらにも対等にめぐらされなければならない
それが建築の歴史なのだ
西洋の産業革命とともに建築のプリマドンナと称せられ、マスコミ中心に称えられた一人の大建築家の時代は
世界大戦の終結とともにすでにその時代に消滅したのだ
今、私たちがすぐにも取り掛からなければならないのは、ずっと以前の歴史上の建築なのだ