Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

バンダと手術痕

2015-06-16 16:06:38 | 日記
時折、ふいに私はそもそもバンダを使えているのかと疑問に思うことがある。

耳で確かめられる呼吸や、目で確かめられるドリシュティとは異なり、バンダは内なる身体感覚で捉えるものなので、外からはどうのこうのと判断しづらいのが悩みどころだ。

悩みのきっかけは、相も変わらず上達しないジャンプスルーやジャンプバックにある。これらの動きの中にある、筋力だけでなくバンダを使って下肢を引き上げる動作がどうも苦手だ。

アシュタンガに出会って7年以上が経過したというのにこの有り様で、幾度も自分にうんざりしてきた。
それでも練習を重ねればできるようになるのではと信じて臨み続けている私は、できない理由などあまり考えたくはないのだが、さすがに7年も経ってくるとやはりお腹の傷に要因があるような気がしてきている。


私は2度の帝王切開と1度の腹膜炎手術を受けているので、お臍の真下と右側にそれぞれ15センチほどの傷が縦にある。他にも術後に管を通していたので小さな傷が4箇所。

帝王切開でまさにウディヤナバンダがあるとされる位置に2度もメスを入れられてしまっているのだけれど、これがバンダの働きにどれほどの影響を及ぼすのか、憶測ではない体験談に出会っていないので仮定したり否定したりを繰り返している。

もう一つ、腹膜炎手術でざっくり切られた右の腹直筋は、収縮時の力加減によっては急に引き攣ることがあり、これも同じく脚を上体に引き寄せる動きを妨げている気がする。腹筋運動は傷部分の筋肉がよじれるような不快感があるのでナヴァアーサナ以外はなるだけやらないようにしている。


あとどれくらい練習すれば納得のいく結論が出せるのかわからない。
できるようになるまで納得しない可能性もある。
とは言え、何らかの目安になるような体験談のひとつやふたつはあったらいいなと思うので、「私もそうよ」とか「知人がそんな話をしていたな」などあれば、ぜひ教えてください。


ナマステ&シャローム
Nozomi

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