秋の空に思う

先週末、激しい雷を伴って久しぶりの雨らしい雨が降りました。
稲妻が夜空を照らし駆け抜けて行く様にはいくつになっても魅了されます。そして、大自然のダイナミックな営みの前では私の悩みなど取るに足らないものだと思い知らされるのです。

あれから少しずつ私の中にも強さが芽吹いてきている今日この頃。この数日の間に改めて理解しているのは、数あるメソッドの中からなぜ私がアシュタンガヨガを選んだのかということ。

私にはこれが必要である。心の舵取りをするために、なくてはならないツールなのだという実感が心をよぎります。


アーサナの成熟度という側面だけを見れば、カメの歩みのように遅々としているためもどかしさを感じることがいっぱいあります。「こんなところでも遅咲きなのか」と。

そんな中でもがきながら躓きながら、それでも続けていられるのは、私の中にあるなけなしの強さがアシュタンガヨガというメソッドによって引き出される、あるいは培われるのを感じられるから。

優柔不断で自己否定に長けていた私が、このタフな国イスラエルでもなんとか暮らしていけるのにはそのおかげも大いにあるんだなと再確認しているところです。



しばらくお休みしていたアシュタンガヨガ指導を11月から再開します。




ナマステ＆シャローム
Nozomi