リスボン2日目は、ホテルスタッフの気の良い青年アンドレにアドバイスをもらい、リスボン市民の足である“トラム”という路面電車に乗って、海沿いを西へ行ったベレン地区を訪問。
人気のスポットのようでベレンに向かう一両編成の小さなトラムは観光客でいっぱい。
まず目指したのは、雑な下調べ中に「ここ行きたい!」と思っていたジェロニモス修道院。
修道院だからって慎ましい大きさの建物を想像していたら大間違い。眼前に現れたのは太陽の光を受けて白く輝く壮麗なる大建造物。
1500年頃から完成までに300年を要した世界文化遺産ジェロニモス修道院。
このスケール!
青空とのコントラストが見事
引いて撮ってもこれが限界
細部にまで芸術的こだわりが詰まっている
内部もこんなに美しい。
コロナ禍だからか、入場無料の礼拝堂に並ばずに入れた。
朝陽を取り込むステンドグラス
清らかな気配
朝陽を取り込むステンドグラス
清らかな気配
路面電車トラム。車内の座席と床には天然の木材を使用し、それが時折キシキシと鳴るのも風情。
少し離れたベレンの塔に行く前に、皆がこぞってイチ押しするエッグタルトの有名老舗店「パステイシュ・デ・ベレン」で休憩。
ポルトガルに行ったことのある知人をはじめ、ネットの旅情報も、そして何と言ってもホテルスタッフのアンドレまでが「最高に美味しいから絶対食べてね!」というくらいである。食べずに帰るわけにはいかない代物のようだ。
同じ建物にテイクアウトのスペースと奥行きの広いカフェのスペースがある。
石畳みにもお店のロゴ。
これが多くの人が絶賛するエッグタルト。
そもそも食べ比べたことがないので、ポルトガルいちなのか、リスボンいちなのか判断しかねるが、程よい甘さで確かに美味しい。
それにしてもカプチーノの生クリームのインパクトよ。
後日、店頭の写真を見せた前述の知人は「人が並んでないなんて信じられない!」と驚きを隠さなかった。
コロナ前はずらーっと長い行列ができて、カフェもテイクアウトもしばらく待たなくてはいけなかったそう。
ここでも並ばずに着席できたのは幸運に他ならない。
20℃くらいある春の陽気の中、徒歩でベレンの塔に向かう。
地元の人が寛ぐ雰囲気の良い公園を抜けて、岸壁に出る。
まさに憩いの場
手のひらからはみ出す巨大な花
この辺りは科学博物館や歴史博物館など知的活動を満喫できる施設が充実。
ベレンの船着場。BELEMの文字に窓が施してあってなんとも愛らしい目印
大航海時代がいかにポルトガルの誇りであるかを感じる「発見のモニュメント」
ヨットハーバー
お茶をしながら日光浴を楽しむ人々
更に西へ進むと、この日二つめの世界遺産ベレンの塔に辿り着く。
潮の満ち引きがある不安定な場所に、何百年も前に人力で建てたものがそのままの姿で残っている凄さは、私たち人類の内に秘められた何かを考えさせる。
ここからタクシーに乗って、アンドレお勧めの第二の目的地「LX ファクトリー」に移動。
工場跡地を改造した今風のオシャレスポット。
カフェやレストランの他にも様々な店舗があって、一捻りあるデザインの雑貨や洋服、お土産も手に入る。
写真には残してないが、奥の方にある超イカした床屋が私の心には強く残っている。
初めての人にもわかりやすい入り口。
可愛いお花屋さん
テルアビブを彷彿とさせる雰囲気
ハンサムとグラフィックアート
メキシコ料理店で昼食
カリフラワーのタコス(?)
ミニチュアプロレスラーが壁にズラリ
みなぎる若者のスポット感にあやかる
巨大な蜂のオブジェ
メキシコ料理店で昼食
カリフラワーのタコス(?)
ミニチュアプロレスラーが壁にズラリ
みなぎる若者のスポット感にあやかる
巨大な蜂のオブジェ
あっちにもこっちにもグラフィックアート
話が前後してしまうが、そう言えば前日はフェリーに乗って海沿いの見学もしたのを思い出した。
コメルシオ広場近くのTerreiro do Paco 駅でチケットを購入
ここはそもそもメトロの駅のよう
乗り場手前にカフェ
この黄色い船体、いかにも観光向けだが、そこがいい。旅の恥は掻き捨て。思い切り楽しもう!
乗り場手前にカフェ
この黄色い船体、いかにも観光向けだが、そこがいい。旅の恥は掻き捨て。思い切り楽しもう!
クリストレイ像
4月25日橋をくぐった後
海から見るリスボンの街
今日も昨日も最高の天気!
【読者の皆様へ】
ポルトガル熱が冷めず、図らずも駄文の羅列になっておりますが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
昨日の記事で初めて「アピールチャンス」機能を使ってみたところ、たくさんの方が読んでくださり、又、いいねなどの反応まで頂き、大変嬉しく思っています。
まだまだ続きそうなので、お楽しみ頂ければ幸いです。
Nozomi
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