Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

「好き」を貫く

2013-01-19 22:51:25 | 日記


実家から送られてきた荷物の中にこんなお宝を発見しました。
誰のサインだかわかりますか。

かのシーナ&ザ・ロケッツの皆さんのものです。

シーナ&ザ・ロケッツはわがふるさと福岡が誇る、日本を代表するロックバンドのひとつ。
今日はギタリスト鮎川誠さんのことを。

私はロックの“ロ”の字も知らない小学生の頃から鮎川氏のことをテレビコマーシャルで見ていました。全国版以外にもローカルなCMにもいくつか出演されていて、子供ながらにその端正なお顔立ちとクールな佇まいに惹かれたものです。

中学校に上がる頃にはCMで見かけるハンサムがシーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんだと判り、同時にその音楽にも出会うことになります。
が、しかし、当時の私はボーカルのシーナさんの存在感に圧倒されて鮎川氏のギターの音までちゃんと聴き取れてはいませんでした。後に知ったサンハウスのエロティックな歌詞も然り。ギターサウンドのあれこれに理解が及ぶにはまだまだ私はお子様だったのです。


このサイン色紙を見つけたのをきっかけに再び鮎川サウンドに耳を傾けています。
青すぎてキャッチできていなかった音の色気もこの歳になるとすごくわかる。
洋楽の影響をふんだんに受けつつも、単なるまねごとで終わらないセンスの良さはテクニックだけでどうにかなるものではなく、「ギタリストになるべくした生まれた人」という表現がやや強引ながらも一番しっくり来ます。
素人の私があれこれ言葉を並べすぎると胡散臭くなるので控えますが、まぁ、とにかくパワフルでセクシーでシビレるのです。
「ロックは卒業しなくていい」という言葉も鮎川氏が言うから説得力があるというもの。

動画サイトでライブの模様やドキュメンタリーなどを観て思うのは、クールなギタープレイやルックスは言うに及ばず、気さくで温厚、時にシャイな人柄によって、その魅力がさらに揺るぎないものになっていること。
いまだに筑後訛りが抜けきれないアノ感じに、鮎川氏と同郷の父母を持った私はたまらずギャップ萌え。鮎川氏の口調に望郷の想いが沸々と呼び覚まされます。
生前に祖母が、テレビで鮎川氏を見かけるたびに「この鮎川さんって人はあんたの叔父さんと同じ高校に行きよったとよ」と言っていたのも実に懐かしい思い出。


前置きが長くなってしまいましたが、タイトルの「好きを貫く」は鮎川氏のロックに対する姿勢から思いついたもの。
ロックを愛し、追求し、共に生きている、その心の純度に感化されている今日この頃です。


何かを好きで居続けること。あるいは、誰かを好きで居続けること。
歳を重ねてもチャーミングな人は「好き」を貫いている。

よし、それなら私も。



ナマステ&ロックンロール!!
Nozomi

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいですね! (rie)
2013-01-21 22:44:31
ナマステ&ロックンロール!!!
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☆ rieさん ☆ (Nozomi)
2013-01-22 19:32:09
いいでしょ!

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