シュールレアリズム自体にはそれほど強い興味はないけれど、
芸術家の生き様には大いに好奇心をそそられる。
映画はダリのアシスタントをしていたアメリカ人青年の目を通した、
ダリやその妻ガラを取り巻く人間模様を描いたドラマ仕立て。
絵を描くシーンは少ししかないが、それがかえってダリの為人を際立たせていて良かったと思う。
彼の作品は、作中の台詞にもあるように「一度見たら忘れられない」ので、
鑑賞者がそれぞれ頭の中に思い浮かべれば十分なのだ。
ダリも妻のガラも人としての何かが振り切れていた。
身近にいたらきっとハラハラするのだろうけど、
自分全開の生き方はとても羨ましく感じる。
Nozomi
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