
発売日:6月2日
規格番号:HEAR MUSIC-723 1280
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ヒット・キーワード:5年ぶり。アコースティック作品。
内容:
「30年以上に渡りポップ・ミュージック・シーンの最前線で最も多芸多才で
あり、かつ多産に走り続けるELVIS COSTELLOがHEAR MUSICから約5年ぶりの
ソロ名義作品をリリース。」
●ジ・インポスターズを率いた昨年リリースの前作『MOMOFUKU』とは異なり、
新作はバック・バンドなしのソロ名義作で1986年リリースのアルバム『King
Of America』以来のアコースティック作品。
●プロデュースを手掛けるのは1986年にThe Coward Brothersというコンビを
一緒に組んでからずっと親交のあるT-ボーン・バーネット。コステロの『King
Of America』('86年)や『Spike』('89年)を手掛け、また『O Brother
Where A rt Thou?』などのサントラやRobert Plant & Alison Kraussの
『Raising Sand』でグラミー賞受賞歴もある長年の親友/ブラザー。
●レコーディングはナッシュビルにあるスタジオで3日間行なわれ、カントリ
ー・ミュージックやブルーグラス・シーンで活躍する多くのミュージシャンが
参加。Jerry Douglas(dobro),Stuart Duncan(fiddle),Mike Compton
(mandolin),Jeff Taylor(accordion),Dennis Crouch(double-b),さらにはアル
バム全般のハーモニーに傘下のJim Lauderdale、M-12にハーモニー参加で
Emmylou Harrisも!
●ボブ・ディランとのジョイント・ツアーで披露されていた「Down Among The
Wines and Spirits」のほか、ロレッタ・リンとの共作曲「I Felt The Chill」
、ジョニー・キャッシュ「Hidden Shame」のカヴァー等が収録!
●SummerSonic09出演決定!!
●T-ボーン・バーネットとは2003年の映画『コールド・マウンテン』のサウンド
トラックにエルヴィス・コステロ&T-ボーン・バーネットの名義で提供した楽曲
「Scarlet Tide」がアカデミー賞で音楽賞の“最優秀ソング”部門でノミネート
、2004年の『第76回アカデミー賞』の授賞式にて映画で歌っているAlison
Kraussとこの2人が共演するなども話題に!また今年の『第51回 2009 グラミー
賞』にて「年間最優秀レコード賞」「年間最優秀アルバム賞」の主要部門2部門
を含む5部門受賞を受賞したモンスター・アルバムをプロデュースし、今最も引っ
張りだこののプロデューサー。本作収録曲2曲はコステロと2人の共作になってい
ます。
●カラスを中心としたきれい勝つミステリアスなイラストのジャケットを手掛け
たのはアメリカの人気漫画家/作家のTony Millionaire。
●一昨年のRobert Plant & Alison Krauss『Raising Sand』、また昨年リリース
のCharlie Haden Family & Friends『Rambling Boy』に続く“古きよきアメリカ”
を感じることのできる良質な作品。アメリカ、日本の大人マーケットに超オスス
メの作品です。
※以下、「知ってるわい!」と云う方、飛ばしてください!
(ELVIS COSTELLO ミニ・バイオ)
本名デクラン・パトリック・マクマナス、1954年8月25日ロンドン郊外に生まれ、
リヴァプールで育つ。父親はビッグ・バンドのシンガー/トランペット奏者。
エルヴィス・プレスリーと母の旧姓アボット・コステロから成るエルヴィス・
コステロの名前で77年3月にインディ・レーベルよりシングル「レス・ザン・ゼ
ロ」でデビュー。その2か月後には、あの傑作「アリスン」がリリースされ、デ
ビュー・アルバム『マイ・エイム・イズ・トゥルー』が大ヒットを記録。この後
アトラクションズを結成、ツアーも積極的に開始。78年11月には初来日を果たす。
80年前後にレコード・ヒットを連発させて人気を高めたところで自ら音楽的な
成長を求め、81年にカントリー・アルバムを制作する等、一時活動はスロー・
ダウンする。89年、ポール・マッカートニーと共作した「ヴェロニカ」がヒット
。また、本流のアルバム作りと並行して弦楽四重奏ブロドスキー・クァルテット
と共作したり、ジャズ・アーティストと共演したりと世界を広げていったが、そ
の一つの頂点になったのが98年の傑作『ペインテッド・フロム・メモリー』。
99年にはジュリア・ロバーツ主演映画『ノッティングヒルの恋人』の主題歌と
なった「She」が大ヒット。そしてクラシックのレーベルから『ペインテッド~』
の曲をビル・フリゼールがアレンジした『スウィーティスト・パンチ』とクラシ
ック・シンガーとのコラボレーション・アルバムをリリース。2002年、7年ぶりの
ソロ名義アルバム『ホエン・アイ・ワズ・クルーエル』をリリース。日本盤には
テレビ・ドラマの主題歌「スマイル」がボーナス・トラックとして収録された。
秋には来日公演を行った。2003年夏FUJI ROCK FESTIVAL出演し、秋にジャズ・ア
ルバム『ノース』をリリースした後,冬にも来日公演を果たす。さらに「エルヴ
ィス・コステロ&ジ・アトラクションズ(Elvis Costello & the Attractions) 」
名義でロックの殿堂入りを果たした。この年の12月にはカナダ出身のジャズ・
シンガー/ピアニスト、ダイアナ・クラールと結婚。ダイアナのアルバムのプロ
デュースにも参加するようになる。2004年にはジ・インポスターズを従えての
アルバム『ザ・デリヴァリー・マン』、ロンドン・シンフォニー・オーケスト
ラによる演奏のクラシック・アルバム『イル・ソーニョ』という異なるジャンル
の2作をを同時発表し、ジ・インポスターズと共に再度来日公演も果たした。
2005年には童話作家アンデルセンのロマンスを描いたオペラを製作、世界ツアー
も行い精力的に活動、2006年にはメトロポール・オーケストラと共に『My Flame
Burns Blue』、さらにAllen Toussaintと共にNew Orleansトリビュート・アルバ
ム『The River In Riverse』など続々リリース、さらにはダイアナ・クラールと
の間に男の子の双子を授かった。2007年もBob Dylanと共に全米ツアーを行い、
2008年には再度ジ・インポスターズを率いて制作したアルバムで日清食品の創
業者でもある故安藤百福氏(1910-2007)に捧げたロックンロール作品『百福/
MOMOFUKU』を約4年ぶりにリリース。百福とはインスタント・ラーメンの生みの
親で。インスタント・ラーメンに引っ掛けて、「やることといったら、お湯をか
けることくらいだった」と語る通り、このアルバムはわずか2週間で制作された
たのこと。そして2009年約1年ぶりに新作をCONCORD傘下のHEAR MUSICよりいよ
いよリリース。コステロの新しいステージの幕開け!
※巨匠の登場です。