遅めの昼食を食べながら、テレビのワイドショーで「菅総理の外国人献金問題」その後「石原都知事の知事選再出馬の特報」のニュースを見ていました。「堕落した国政を立て直すため、東京都民の為に・・・・」の都知事のコメントのニュースの後、地震が起きたのです。
ニュース番組の映像は、9.11のテロのように映画の一場面をみているかのようで、こんな大きな災害が実際に起きているかと思うと、この先どうなってしまうのだろう・・・・恐怖と不安で怖くなってきます。
ただ、地震の数分前のニュースは「国民の為の審議」どころか議員の上げ足の取り合いとも思える議論、そして、それを誹謗中傷し出馬を決意した石原都知事。
その人達が、地震が起きた事で、党の壁をも超えて今は国民を救済する為に菅総理を主導者として一致団結しなければならない状況になっているのです。
そして「北方領土」や「青島」など、領土問題では相手の事も考えず自国の主張ばかりし譲らない「ロシア」や「韓国」から、一番に災害救済援助の声明が外務省に届いたとのニュースを観て、色々考える部分がありました。
そして、被災した多くの皆さん。知らない人同士でも声を掛け合って懸命に今を乗り越えようとする様子は、沢山の物に恵まれているのに殺伐とした個人主義の社会の中で失ってしまった何かを取り戻す・・・・呼び起こす・・・・・そんな光景に見えます。
今も余震の続く今回の地震は、沢山の人が亡くなり、沢山の失う物があり、考えるだけでも本当に恐ろしい今の状況ですが、それ以上にとても貴重で失いかけていた大切な何かがあるような気がします。・・・・・・上手く説明出来ませんが。
家屋が倒壊した人、テレビのニュースで観た東京の帰宅難民の一人は明日は自分。
そんな気持ちを持ちながら、一人でも多くの皆さまがご無事でいらっしゃいますように・・・・一日も早くまた元の生活に皆さまが戻れます事を心から願っています。
何事も無い、当たり前のとてもとても有難い毎日に・・・・・。
