今日、お隣さんが引っ越しをされました。新築だったこの物件に住み始めて8年。お隣さんは、最初からご一緒だった住人です。
私と同じ年代と思われるお隣さん。引っ越し当初はご夫婦だけだったのが、数年経って女の子が生まれ、壁越しに聞こえていた元気な赤ちゃんの泣き声。その赤ちゃんが、歩き始め、可愛い声でおしゃべりをし・・・・・、いつの間にか5歳に。旦那さんのくしゃみ、出かけるドアの音、キッチンからトントンと聞こえる包丁の音、ベランダでお花に水やりしながら聞こえる親子の会話。普段、挨拶程度のお付き合いでしたが、同じ屋根の下、壁の向こう側の存在をいつも感じながら生活していたので、もういなくなってしまうかと思うと、何だか無性に寂しく感じます。そして新しい土地での生活へ向かう家族を見送って、今は取り残された気分の私です。
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既にパンク寸前の沢山の荷物に囲まれて、この荷物をまとめて引っ越すなんて恐ろしくて想像出来ない私です。私の住むのはエレベーターの無いマンションの最上階。全ての荷物を階段で・・・・と思うと、その労力と引っ越し費用も恐ろしく・・・・・。その上、壁に根を這って伸びる植木を剥がした後の事を想像すると、一生このマンションに住み続けるしかない・・・・・と思えてしまいます。(－－〆)
それが今日、ベランダでお洗濯物を干していたら男性の視線が・・・・・。
何と建物の下にリフトの付いた車を横付けし、そのリフトが最上階のベランダまで伸びているのです。そう、荷物や家具を階段を上ったり下りたりせずにリフトに乗せて一度に沢山の物を下ろしているのです。
引っ越し会社のお兄さんが、「お騒がせしてすいませ～ん！」とベランダ越しにご挨拶。最近の引っ越しって、凄いわ～！っと思わず感心してしまいました。
こんな機材があれば、私の引っ越しも大変では無いかも・・・・・。（*^_^*）
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荷物の事はさて置いて、物音がしなくなった静かな部屋で、またいつものように一人夕食を食べる私。
・・・・・・春なのに、今夜は何だか寂しい夜なのです。('_')
