作品は、作るとすぐにお嫁に出してしまう為、我が家にいるのは売れない訳ありの子や古株さん。その中の看板娘2体は、いつもお仕事部屋の生徒の皆さんが座るテーブルの脇で、皆さんの作業を見守っています。
素敵なお洋服を着た作品を生みだすのに、我が家の看板娘は10年近く同じ洋服。目の下にはホコリが溜まりクマと化し(－－〆)、色褪せたお洋服を着続けて足元には製作の材料が積まれて荷物とまみれていたのです。
今日、レッスンの後、大きな女の子にレースのお洋服があった事を思い出し、数年ぶりに着替えさせてみたのです。体のホコリを払い、目のクマも拭き（*^_^*）、着替えたレースのドレスにちょっとデコレーション。着替えたら、急に可愛く見えてきて大きな女の子は嬉しそう♪（＾◇＾）
その隣で、10年近く、着替えた事がない小さな女の子が、更にみすぼらしく見えて悲しそうに見えてしまいました。
でも、この子にはお洋服の着替えはありません。
着ていた洋服を脱がせて、同じようにホコリを払い、目のクマを拭き・・・・・・。
下着がとっても可愛いデザインだったので、ビンテージの衿を付けてレースのリボンをデコレーション。手には、レースのバッグを持たせてみたら、またまたこの子も見違えるように可愛くなりました。（＾－＾）
足元に積んであった荷物も片付けて、すっきりしたら二人とも何だかとっても嬉しそう♪（＾◇＾）
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小さな女の子は、特に嬉しそうに見えます。（＾－＾）
着替えて素敵になったけど、付けたお衿もリボンのデコレーションもニットのドレスの背中にも・・・・「マチ針」。
それがこの子達の現実。いつか素敵なお着替えドレスを作ってあげたいわ～♪っと思い続けて10年近く。
それは、いつになる事やら（*^_^*）。
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