朝、いつもの散歩道には何人か同じように散歩をしている人達がいて、「おはようございます♪」と挨拶を交わします。その中に、金属の棒を持って白い犬を連れて散歩をしている厳ついお顔のおじさんがいて、「おはようございます♪」っと言っても無言。ニコっともせず持っている棒で叩かれるのでは・・・・・と思ったり、その棒で犬を叩いてるのかも・・・・・っと思ったりするほど、ちょっと恐怖を感じる無愛想なおじさん。そんなおじさんであっても毎日顔を合わせるので、返答を期待せず「おはようございます♪」と言い続けていたら、ある日「おはよー」っと低い小さな声で挨拶をしてくれるようになりました。
でもそれ以上の会話は何も無く、すれ違う際に手に持っている金属の棒でうちのCocoちゃんが叩かれるのではないか・・・・という心配をしながらすれ違うのでした。
それがある日、すれ違ったおじさんは一人。いつもの白い犬は、いませんでした。
「おじさん、犬はどうしたの?」っと、初めて話しかけてみたのです。
「犬、死んでしまった・・・・・」と寂しそうなおじさん。しばらくは一人で歩いているのを見かけたのですが、いつからかおじさんの姿を見かけなくなりました。
それが今朝、いつもは見かけない黒っぽい元気な犬を散歩している人が・・・・・。
何とその人は、あの無愛想な金属の棒を持ったおじさんでした。
また金属の棒を持って散歩をしていたのです。
すれ違う際に「おじさん、久しぶり~。また犬を飼い始めたの?」っと尋ねると「おお!」っとおじさん。
「ワンちゃん、元気そうだけど何歳?」「まだ1歳で、元気過ぎて困る」っとおじさん。
すれ違った後、少し歩いて振り返り「おじさんが元気そうで何よりです~♪」っと私が言うと、何とおじさんは「ニッコリ♪」微笑んでいました。
おじさんが、笑った!
強面のおじさんが笑ったお顔を見たのは、初めてでした。(^-^)
朝からおじさんの笑ったお顔が、やけに嬉しかった私です。
.
おじさんの「和顔施(わげんせ)」。
.
いつも「笑顔」である事を忘れずに・・・・。(^◇^)
.
おじちゃん、「棒で叩かれたらどうしよう」っと思ってしまいごめんなさい。
.