昨日の続きです。
○帰還困難区域の特別通過交通について、ご報告いたします。
復興計画第二次にも位置づけられております、主要幹線道路の特別通過交通につきましては、これまで、議会をはじめ行政区長会、関係機関等からのご意見をいただきながら、現在、9月のお彼岸からの運用を目標に、国との協議を進めております。
通過交通を進めている路線につきましては、国道114号、県道34号、県道49号の3路線でありまして、現在、その沿線道路や住宅等にバリケードを設置するとともに、必要な防犯対策の準備を進めているところであります。
通過交通の具体的な開始時期につきましては、防犯対策等の進捗状況を踏まえ、国、県、その他関係機関等と協議をしながら、決定し次第、町ホームページ等を通じて、速やかにお知らせしたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
○浪江町の復興加速に向けた協議会について、ご報告いたします。
当町の復興を確実に実現していくため、国・県と、「浪江町の復興加速に向けた協議会」を設置しておりますが、7月24日に、第2回の復興協議会が開催されました。
会議では、「まちづくり」、「農林水産業再生」、「産業復興」の分野毎に、復興の進捗を確認しながら、直面する課題解決に向け、議論を深めるとともに、長期にわたる財政支援について、要望を行いました。
○除染検証委員会について、ご報告いたします。
昨年度に引き続き、6月19日に除染検証委員会を設置し、同日に第1回目の委員会を開催いたしました。
今年度は、4回の委員会開催を予定しており、除染作業の検証及び現地での調査等を実施し、引き続き、帰還した町民の方々の放射線に対する不安解消に努めてまいります。
○町営住宅の整備状況について、ご報告いたします。
幾世橋地区に整備を進めてきました幾世橋住宅団地については、第1期工事分22戸が6月に完成し、6月30日に完成式と鍵の引渡式を行い、同日より入居を開始いたしました。
また、旧雇用促進住宅の幾世橋集合住宅についても8月に完成し、8月29日に竣工式と鍵の引渡式を行い、同日より入居を開始したところであります。
現在工事を進めております幾世橋住宅団地第2期工事の63戸につきましても、工事を着実に進め、帰還に向けた住環境の確保に努めてまいります。
今日はここまで。