先週9日火曜日から6月定例会が開会し、明日閉会となります。
詳細は、まとまり次第報告します。
今日から数回に分け、開会冒頭行われました、町長からの行政報告をお伝えします。
本日ここに、令和2年浪江町議会6月定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましては、ご多用の折にもかかわらず、ご参集を賜り誠にありがとうございます。
行政報告に先立ち、あらためて東日本大震災によりお亡くなりになられた方々、過酷な避難生活の中で命を落とされた方々の、ご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族に対し深く哀悼の意を表します。
さて、今般の新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発出されてから2ヶ月が経過し、町民の皆様におかれましては、大変なご不安とご負担の多い日々をお過ごしのことと存じます。
町では3月9日に対策本部を設置し、ホームページや広報誌への同封チラシなどにより、手洗いの徹底や不要不急の外出自粛等、感染拡大防止を呼び掛けてまいりました。
その後、県内での感染が拡大してきたことから、さらなる感染拡大防止対策として、4月13日から、本庁舎及び出張所等で来庁者の検温を実施するとともに、防災行政無線により町内にお住まいの方や勤務する方に対して、感染拡大防止の注意喚起を行ってきたところであります。
また、職員の感染防止対策といたしまして、3つの「密」を避け、感染リスクを下げることを基本に、出勤前の体温測定やマスク着用、執務室内の定期的な換気、消毒等、感染防止に細心の注意を払い、役場機能の維持に努めているところであります。
さらに、町立の小中学校及びこども園においても、新年度を迎えたものの国及び福島県教育長の要請を受け、臨時休業等感染防止対策を講じたところであります。
このような状況から、国の緊急経済対策など地方創生臨時交付金を活用した11の事業の関連予算について、本定例会にご提案させていただくこととしておりますので、慎重かつ円滑なご審議を賜りますようお願い申し上げます。
それでは、3月定例会以降の行政執行の主なものについて、ご報告いたします。
○はじめに、特別定額給付金給付事業について、ご報告いたします。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急経済対策として行われている、特別定額給付金につきましては、5月15日に申請書を全戸に発送し、5月18日より順次受付を開始しているところであります。
給付につきましては、6月11日に第3回目の振込を予定しており、これを含めますと、5,245世帯、11,948人のおよそ7割の方々への給付が完了いたします。
引き続き、誤支給等に細心の注意を払いながら、町民の皆様への早期給付に努めてまいります。
○次に、感染予防マスクの配布について、ご報告いたします。
5月21日、町内外の町民8,542世帯に対し、コロナウイルス感染予防のためのさらなる注意喚起とともに、マスク10枚を配布いたしました。
不安に思われている町民の皆様が少しでも安心できるよう実施したものであり、今後懸念される第2波、第3波での感染予防にご活用いただければと存じます。
今日はここまで。