一昨日の続きです。
○次に、特定延長による応急仮設住宅の入居状況について、ご報告いたします。
応急仮設住宅の供与期間につきましては、令和2年3月末で終了いたしましたが、6月1日現在、県内12戸、県外11戸、計23戸の方々につきましては、公共事業等の工期の関係で移転先の住宅整備が完了できないなど、特定の要件を満たすことにより、令和3年3月末までの供与期間の延長が認められております。
○次に、町外の復興公営住宅の入居状況について、ご報告いたします。
4月1日現在、県営および市町村営合わせ1,501世帯、2,628名の方が、町外の復興公営住宅への入居決定を受け、新たな住環境での生活を送っております。
○次に、教育行政関連について、ご報告いたします。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休業期間中の3月13日に、なみえ創成中学校においては初めての卒業式を行い、1名が卒業を迎えられ、3月23日には、なみえ創成小学校においても初めての卒業式を行い、2名の児童が卒業を迎えられました。
二本松市の浪江小学校では最後の卒業式が行われ、1名の児童が卒業されました。当日は休校式も行われ、浪江小学校長による校旗の返納が行われました。
新年度を迎え4月6日には、なみえ創成小中学校において入学式を行い、小学校4名、中学校3名が入学し、全体の児童生徒数は転入者3名を含め、なみえ創成小学校21名、なみえ創成中学校5名、津島小学校1名となりました。
また、4月7日には、浪江にじいろこども園の入園式と進級式を行いました。今年度から新たに0歳児と1歳児の保育を開始し、新入園児8名、進級児9名の計17名となりました。
全ての式において、新型コロナウィルス感染症予防対策を行ったところであります。
また臨時休業中には、なみえ創成小・中学校では学校と放課後なみえ子どもクラブが連携し、家庭の状況に応じて柔軟に受入れを行うことや、登校日を設け、学習指導などを行いました。津島小学校でも週2日の登校日を設けるとともに登校日以外ではタブレットを活用した遠隔授業を行うなどの対応を行いました。
登校・登園の際は、家庭や学校での検温、手指の消毒、3密の回避などの感染予防措置を徹底しております。
○次に、子育て支援関連について、ご報告いたします。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急経済対策として行われる子育て世帯への臨時特別給付金について、現在、今月中の支給に向けて準備を進めております。
対象は、児童手当を受給する世帯で、児童一人につき1万円を給付いたします。
また、令和2年度から令和6年度までの5年間を計画期間とする「浪江町子ども・子育て支援事業計画」の第2期計画を令和2年3月に策定いたしました。今後は本計画をもとに、子育て支援策に取り組んでまいります。
以上、3月定例会以降、現在までの取り組みについて報告いたしました。
今日で、6月定例会行政報告は終わりです。