博文(ひろぶみ)通信

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R2.6月定例会行政報告 その2

2020-06-18 18:43:45 | 日記

昨日の続きです。

 

○次に、携帯電話等エリア整備事業について、ご報告いたします。
 国道114号沿線の携帯電話不感区域の解消のために、平成30度より整備を進めてまいりました室原大家老局、昼曽根尺石(くらべいし)局、赤宇木椚平局の3か所の基地局につきまして、令和2年3月末に整備が完了し、当該区域の通話が可能となっております。
これにより、国道114号沿線の携帯電話不感区域解消事業がすべて完了し、大柿ダム周辺のトンネル区間を除き、ほぼすべての沿線で携帯電話の使用が可能となりました。

○次に、指定ごみ袋配布事業について、ご報告いたします。
町内の違反ごみの解消と生活ごみの分別および収集方法の周知を目的に、6月上旬より町内に居住する世帯を対象に、指定ごみ袋7種類の無償配布を開始いたしました。
対象世帯へ順次配布を行っているところで、今後、新たな町内居住世帯へ引き続き事業を実施してまいります。
また、指定ごみ袋の配布に併せて、花いっぱい運動の一環として、「福島ひまわり里親プロジェクト」様よりご寄贈いただいた「ひまわりの種」を配布しております。

○次に、請戸漁港での競りの再開について、ご報告いたします。
4月8日、請戸漁港の新たな荷捌き施設において、9年ぶりとなる競りが再開されました。
この日は24隻の船が出漁し、ヒラメやナメタガレイ等約2トンが水揚され、市場内には威勢のいい掛け声が響き渡り、仲買人が次々と競り落としていました。
 現在も週3、4日程度の試験操業の状況が続いておりますが、本格操業に向けて、さらなる支援を進めてまいります。

○次に、町内での営農再開について、ご報告いたします。
 南棚塩地区においては、震災後初となる水稲の作付けが行われ、ようやく津波被災農地での営農が再開されました。また、田尻地区、西台地区など新たに作付けを行った地区を含む9つの地区の総作付面積は、昨年のおよそ3倍となる84ヘクタールとなりました。
 引き続き、さらなる営農再開に向け、農業者を支援してまいります。

○次に、町内での事業活動状況・支援について、ご報告いたします。
 5月31日現在の町内での事業者活動状況については、再開・新規合せて、155事業所となっております。
また、今般の新型コロナウイルス感染拡大に伴う町独自の支援策といたしまして、電気料金や上下水道料金等の固定経費の負担を支援するため、既存の「町内再開事業者等光熱水費等補助金」を昨年度の実績に基づき、一定額を概算交付する取組みを行ったところであります。
引き続き、町内再開事業者が安心して事業が継続できるよう、さらなる支援に取り組んでまいります。

○次に、プレミアム付商品券の販売について、ご報告いたします。
 昨年度に引き続き、プレミアム付商品券を6月13日から販売を開始いたします。利用期間は、令和3年1月末までを予定しております。
 町内での需要喚起・地域経済の活性化が図られるよう、販売促進に努めてまいります。

○次に、道の駅なみえの整備状況について、ご報告いたします。
 当施設につきましては、今夏のオープンに向け、現在、建屋建設工事及び外構工事を進めておりますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による資材調達の遅れや休工等により、当初予定しておりました時期より遅れが生じております。
 また、課題とされておりました従業員確保については、概ね見通しが立ったところであります。さらには農産物生産者説明会や物品商談会などを開催、テナント募集など運営面での準備も進めているところであります。
町民はもとより、町を訪れる方々にも親しまれる施設となるよう、
開所に向けて引き続き準備を進めてまいります。

 

 

今日はここまで。