昨日の続きです。
○次に、雇用の場の創出・企業誘致の取り組みについて、ご報告いたします。
産業団地整備につきましては、棚塩産業団地において本設展望台整備に着手いたしました。イノベーション・コースト構想関連産業が集積されている棚塩産業団地における視察対応や更なる企業誘致活動に活かしてまいります。
企業誘致につきましては、藤橋産業団地に4社目となる富士コンピュータ株式会社との立地協定を締結いたしました。現在、春の操業に向けて建屋改修工事等を行っております。
また、コロナ禍の影響で大幅に活動が制限される中、2月25日に
福島県主催に開催されました企業立地オンラインセミナーに出展し、新たな企業誘致活動を展開いたしました。
今後もあらゆる機会をとらえ、積極的かつ戦略的な誘致活動を行い、現在立地に向けご相談をいただいている企業に対しましても、しっかりと伴走支援を行いながら、一つでも多くの企業がこの浪江の地で立地実現できるよう引き続き努力してまいります。
○次に、水素利活用の取組み状況について、ご報告いたします。
3月1日、福島県と合同による「水素燃料自動車」の合同納車式を県庁で行いました。今回導入した水素燃料自動車は、県内で登録された自動車として初めて、福島水素エネルギー研究フィールドで作られた水素を充填した車両となります。
今後は、公用車として使用するほか、様々なイベント等において幅広く積極的に活用し、水素社会実現とゼロカーボンシティを進める当町の取組みを積極的にPRしてまいります。
また、郡山観光交通などと連携し、水素をテーマにした郡山と浪江を繋ぐ水素ツーリズムの実証にも着手し、3月に町内でのモニターツアーを実施することとしており、交流人口の拡大にも取り組んでまいります。
○次に、木材製品生産拠点の整備状況について、ご報告いたします。
町整備の建屋につきましては、建築工事、生産機械設置等が概ね完了し、年度末の事業完了を迎える運びとなっております。
また、管理運営者となる株式会社ウッドコアが整備する建屋につきましてもすでに着手しており、令和3年上半期には竣工する予定となったおります。
あわせて、外構工事も順次工事を進めており、令和3年の中頃にも施設全体の整備が完了する予定となっております。
引き続き、工程管理・安全管理を徹底しながら、事業を進めてまいります。
○次に、町外の復興公営住宅の入居状況について、ご報告いたします。
12月31日現在、県営および市町村営合わせ1,413世帯、
2,458名の方が、町外の復興公営住宅への入居決定を受け、新たな住環境での生活を送っております。
○次に、教育行政関連について、ご報告いたします。
なみえ創成小・中学校において、新年度入学及び転入される予定の児童・生徒への説明会を、2月2日に開催いたしました。
新年度からは、なみえ創成小学校24名、なみえ創成中学校9名の児童・生徒が通学する予定となっております。
○次に、生涯学習関連について、ご報告いたします。
1月9日、地域スポーツセンターにおいて、令和3年成人式を実施いたしました。
実施にあたっては、出席者の1週間前からの体温測定の結果等を記入した体調管理シートの提出や、座席の間隔を空けて座るなど、新型コロナウィルス感染症予防に対策を講じたところです。
当日は晴天に恵まれ、新成人54名が参加し、ご来賓や保護者の方々が新成人の新たな門出を祝うとともに、ふるさとでの友人・恩師との再会を喜び合い、周囲の人へ感謝する姿や、成人になった自覚、決意を新たにする姿が見られました。
○次に、子育て支援関連について、ご報告いたします。
新型コロナウィルス感染症による経済的な影響を特に受けやすいひとり親家庭等の生活を支援するため実施しております、ひとり親家庭等特別給付金につきましては、2月28日現在で106名の方の支給が完了しております。
また、浪江にじいろこども園において、新年度入園される予定の家庭への説明会を、2月17日に開催いたしました。
新年度からは11名増となる27名が通園する予定となっております。
以上、12月定例会以降、現在までの取り組みについて報告いたしました。
今日で、行政報告は終わりです。
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