<福島民報ニュースより>
菅野(小高工)完全試合 県高校野球戦後初の快挙 全国高校野球選手権福島大会
第96回全国高校野球選手権福島大会第5日の14日、小高工の先発・菅野秀哉(しゅうや)投手(18)は、いわき市のいわきグリーンスタジアムで行われた二回戦の福島高専戦で完全試合を達成した。九回を投げ一人も走者を出さない快挙で、記録の残る昭和21年以降、福島大会と春季、秋季の各大会で初めて。県高校野球史上初とみられる。
菅野投手は93球を投げ、13奪三振の好投を見せた。打線は10安打を放ち、着実に得点した小高工が5-0で福島高専を下し、三回戦進出を決めた。
菅野投手は直球と切れのあるスライダーなどの変化球を織り交ぜた投球で相手打線を翻弄(ほんろう)した。動きにやや硬さが出始めた六回以降も、低めに抑えた抜群の制球力を発揮し、福島高専打線に一度も塁を踏ませなかった。
外野に打球が飛んだのは4回あったが、いずれも安定した守備陣が守り抜き、菅野投手の大記録を支えた。菅野投手は打撃でも二塁打2本を含む4打数4安打の活躍を見せた。
菅野投手は11日に行われた安積との一回戦で、高めの球を狙われ、9安打を許した。二回戦に向けて、低めの制球を心掛けた。無駄な失点を防ぐため、守備陣と話し合い、守備位置を見直した。
菅野投手は相馬市出身。中村一中卒。183センチ、75キロ。球速140キロを超える直球を武器とする。目標とする投手は米大リーグ・レンジャーズのダルビッシュ有選手。
( 2014/07/15 08:33カテゴリー:主要 )
「お悔やみ情報」
吉崎イエ子さん79(メナード化粧品浪江代行店主)。浪江町川添字北上ノ原75-10。通夜17日午後6時、告別式18日午前9時30分、ともに平会堂(いわき市)。喪主夫文秀さん
井戸川貫さん89。浪江町酒井字井戸川前46。通夜17日午後6時、告別式18日午後1時、ともにJAホールやすらぎ(福島市)。喪主長男晴美さん
謹んでお悔やみ申し上げます。合掌