博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

酷暑日

2014-08-03 16:32:28 | 日記

<8/2付け福島民報あぶくま抄より>

あぶくま抄(8月2日) 

 太平洋高気圧が張り出し、お出掛け日和が続く。夏休みに家族旅行を計画している人は多い。大阪市のテーマパークは映画「ハリー・ポッター」の世界を再現した。炎天下、長蛇の列ができる。
 熱中症に細心の注意が必要だ。屋内外にかかわらず、高温多湿だと発症しやすい。先日、ハリー・ポッターで狼[おおかみ]男役の俳優が亡くなったという悲報が流れた。熱中症とみられている。米国・国立公園の砂漠地帯で倒れた。元総合格闘家で、映画では屈強な印象だった。大人でさえ、暑さ対策はおろそかにできない。体温調節機能が発達していない子どもは、なおさらだ。
 小中学生の4人に1人が熱中症になっていた。大阪市の家電メーカーが調べた。水分・塩分補給、外出時に水筒を持たせる、帽子をかぶらせる…。母親は対策に頭を痛める。それでも防ぎ切れないほど暑い。県内では猛暑日、真夏日が続く。70人が病院に搬送された日もあった。
 旅先では見るもの全てが新鮮だ。つい無理をしがちになる。具合が悪くなっては、せっかくの旅行が台無しになる。小まめに水分を補給し、適切な体温を維持するしか予防策はない。熱中症を治す魔法などない。

( 2014/08/02 08:50カテゴリー:あぶくま抄

*私の車の外気温表示ですが、今日の福島市は、37度の酷暑日(午後2時頃)。「本当にクソ熱い。」

皆さんの避難先の暑さは厳しいですか?。とにかく熱中症などの予防対策は万全に

また、「台風12号の影響で、四国地方を中心に猛烈な雨が降り続いている。高知市全域には避難勧告が出され、土砂災害などへの厳重な警戒が必要である」とニュースで知りました。とにかく豪雨災害には十分に気を付けてください

 

 

 




  

 お悔やみ情報」  

 

 佐藤綾子さん60。浪江町川添字上加倉88-15。通夜4日午後6時、告別式5日午後1時、ともにたまのや黒岩斎苑(福島市)。喪主長男勝彦さん 

 

 

謹んでお悔やみ申し上げます。合掌  

 


 


空間線量

2014-08-02 18:45:10 | 日記

<河北新報オンラインニュースより>

環境省「除染、個人重視」表明 空間線量を転換

 

 

 福島第1原発事故に伴う除染をめぐり、環境省は1日、多くの自治体が目指している空間放射線量「毎時0.23マイクロシーベルト」ではなく、個人被ばく線量に基づく除染に転換すべきだとする報告書をまとめた。効率的な除染が可能になると歓迎する意見がある一方、避難区域を抱える自治体からは批判の声も上がった。
 報告書は避難区域がない福島、郡山、伊達、相馬4市と共同で作成し、井上信治環境副大臣が1日、福島市内で記者会見し明らかにした。井上副大臣は「毎時0.23マイクロシーベルトは除染の重点地域を指定するための基準にすぎない。個人被ばく線量を基準とすることできめ細かく対応できる」と強調した。
 政府は除染の長期目標を個人の年間追加被ばく線量1ミリシーベルトと規定。一定の生活パターンを設定し1時間当たりの空間線量に換算すると毎時0.23マイクロシーベルトになるため、多くの自治体が除染目標としてきた。
 しかし、4市は「0.23という数字が独り歩きし、住民の不安をあおっている」と国に実態に即した推計値に見直すよう求めていた。伊達市の調査では、空間線量が毎時0.3~0.6マイクロシーベルトの地域でも年間追加被ばく線量は1ミリシーベルト程度だった。
 記者会見した立谷秀清相馬市長は「重要なのは個人の被ばく線量という認識が確認できた」と評価。小林香福島市長は「示された知見を参考に早期に除染を完了させたい」と話した。
 一方、国直轄除染が行われている避難区域を抱える川俣町の古川道郎町長は「全県にまたがる大事な問題。4市で決められる性質の問題ではない。国から直接話を聞きたい」と指摘。国直轄除染が3月で終了した楢葉町は「科学的根拠を示し全県民に説明すべきだ。現時点では0.23マイクロシーベルトを目標に再除染を求める」と話した。


2014年08月02日土曜日

 


自立と自律

2014-08-01 18:23:55 | 日記

<7/31付け福島民友ニュースより>

「被災者の自立と自律考える」 倉本聰さんが見た“福島”

福島第1原発の免震重要棟で小野明所長(左)から説明を受ける倉本さん(右)

 脚本家倉本聰さん(79)が30日まで、被災地・福島を舞台とした演劇「夜想曲-ノクターン」の脚本完成に向け東京電力福島第1原発や帰還困難区域などを取材、双葉郡の避難住民らの話にも耳を傾けた。倉本さんは同日、福島民友新聞社の取材に対し、震災から4年目の夏に歩いた本県の復興について「被災者は自立すべきと言われるが、自分を律する『自律』という言葉もある。自立するには自分を律しなければならず、『脱被災』というものを考え始める時期に来ているのかもしれない」と語った。
 倉本さんは今回、被災者が自らの力で復興の歩みを進める大切さも感じたといい、県民を慰められる作品の完成に意欲を示した。「夜想曲-ノクターン」の脚本について「津波と原発事故による避難が連鎖した被災地として富岡町、同町夜の森地区などが舞台になる」と明らかにした。「夜想曲-ノクターン」は来年1月から全国公演に入り、県内でも福島民友新聞社の創刊120周年記念事業などとして2月から、南相馬、会津若松、郡山、いわき、福島の5市で上演される。


(2014年7月31日 福島民友ニュース)

 

 

*参考までに

 

キャリアポートレートコンサルティング代表:村山 昇

 

「自立」と「自律」の違いを考える

ハイハイをしていた赤ん坊がやがてみずからの2本の脚で立ち上がる。
これが「自立」である。
そして自分の脚で立った後、今度は自分の意志のもとに方向づけして進んでいく。
これが「自律」である。

自立と自律には大きな差がある。
自立は、能力・経済力・身体といった“外的な”要素による独り立ちである。
自律は、価値観・信条・理念・哲学といった“内的な”要素による独り立ちである。