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復活しました。

旅行記1

2012-11-26 19:33:22 | 奥田塾編(東北編)
田原、佐々木だけでなく小田までもが私のコメントを無視するようになったことが最近の悩みである奥田です。



仙台に帰って来ました。

1週間いなかっただけなのですが、急に寒くなった気がします。


さて、更新途中だった小浜~東京旅行のことを書きますか。

長いので今日は1日目(22日)のことについて書きます。


研究調査で行った小浜について。

みなさんご存知であろう小浜水産の練習を見学してきました。

顧問である桝田先生には本当に良くしていただきました。

21日に小浜入りし、22日の昼に学校で会う予定でした。

22日の朝にホテルにいると、ホテルの電話が鳴り出しました。

チェックアウトの時間を知らせる電話だと思ったら、なぜか桝田先生がホテルの1階から電話してました。

ホテルの1階に降りて行くと、「車貸してあげるから、お寺でも観光してきなさい。」と言われ車を借りることになりました。

わざわざホテルまで車で来てくれてました。もちろん初対面ですよ。

普通は車貸したりしないと思うのですが、貸していただきました。

そこで北村先生とドライブへ。







ドライブ途中の景色です。

私の携帯のカメラでは迫力を全く伝えられません。

佐々木からもらったカメラは修理中でした。


ドライブを楽しんだ後は、インタビューしました。

面白い話聞けましたよ。

これは書き出すと長くなるので割愛します。

これは少しずつ小出しにして、ネタ切れになるのを防ぎます。

その後は練習を見学しました。





この日は久々に天気が良かったらしく、かなり久しぶりの乗艇練習だったみたいです。

入江で漕いでいて、すぐ白波が立つらしいです。

さらにはモーターがすごいスピードで行き来するので、常に水面はうねってました。

しかし、そんな中でも生徒達は何も気にしないで漕いでおりました。

小浜水産の生徒達はレース時にラフコンになると、有利になるから喜ぶらしいです。

厳しい環境は人を成長させるということですね。

桝田先生は、「整った環境=強くなれる環境とは限らない。」とも仰ってました。

実際、練習環境は全く整っていませんでした。

海の中にジャブジャブ入って行き、波が引いた時にシングル乗りこむのです。



それにしても百聞は一見に如かずとは良く言ったものです。

小浜水産はむっちゃ強いので、こういうことはネットに書いてあったりするのです。

なので私も読んで知ってはいました。

しかし、実際にその場所を見て、そこの空気を感じなければ全然腹に落ちないなと思いました。

大体どこで活動してても環境が整備されてない等の大変なことはあります。

「俺達の状況よりも大変な状況で結果出してるチームがあるよ、だから俺達も頑張ろう。」という意味で文章が紹介されたりします。

しかし、それだと「ふーん、そういう所もあるのね。」程度で終わってしまうことが多いです。

だから私がいくら書いてもやはり伝わらないのです。

実際に見学に行くことをお勧めします。

驚くと思います。



東北大学は艇がないとか、合宿所の設備が整ってないとか問題山積みなのですが、それは勝てない言い訳には全くならないと心の底から感じました。

むしろその中で工夫してやるから強くなれる。

「地震の影響受けてない奴らには負けねえ。」ってくらいの気合いで行きましょう。

だから北大も冬漕げないで結果出してる海外のチーム見学しに行ったら良いと思います。

私はその内行くでしょう。

かなりお金かかりそうですが、それだけの利益を得られます。

やはり聞くだけでは効果が薄いです。



桝田先生には本当に良くしていただき、その日泊まった宿も紹介していただきました。

魚が本当においしかったです。

私はこの日、桝田先生に惚れました。

それほど良くしていただきました。

格好良いなと思い、こんな大人になりたいなと感じました。

生徒達が頑張るのがわかるなー、と思いました。

私の様な若輩者にあんな良くしてもリターンは何もないのです。

だから私が少しでも何かを持って帰れるように良くして下さったのだと思います。

これはコーチング・修論共に手を抜くわけにはいかなくなりました。

気合い入れてやります。