今日は、西は雨が上がって馬場も回復しましたが、東は雨が降ったり止んだりで、中山は終日不良馬場の競馬となりました。本日の狙いのレースを振り返ってみます。まず、阪神11RのGⅢ毎日杯から。
ここは前走ホープフルS3着のキングズレインが1番人気、前走で2勝目を上げ、素質馬がやっと軌道に乗ってきた感じのノッキングポイントが2番人気となり、両馬で単勝人気を分け合うかたちとなりました。レースは、キングズレインがスタートで出遅れて最後方からの競馬となりました。岩田ジョッキーがスタート直後に顔を横に向けていましたが、何かありましたかね。同馬はそのまま後方を進み、直線勝負に賭けましたが、前走のような伸び脚はなく、12着に惨敗でした。直線では、中団につけていた3頭が抜け出して叩き合いとなり、シーズンリッチが1着、ドットクルーを交わしたノッキングポイントが2着になりました。阪神の芝は良に回復したことになっていましたが、3頭ともキングカメハメハの血脈であることを考えると、意外に力の要る馬場だったかも知れません。
予想の方は、今日の阪神は147枠が強めに出ていたので、単勝1番人気とはいえ、4枠のキングズレインで大丈夫だろうと判断し、三連の軸に据えましたが、休み明け感満載で、末脚が届かないどころの話ではなく、まったく勝負になりませんでした。出遅れただけでなく、今日の馬場が合わなかったとも言えますし、前走の末脚はルメールさんのおかげだったのかも知れません。それから、今日の阪神は11・12Rでは5番人気が「鬼門」ということで、このレースでは何が5番人気になるのか、単勝オッズを直前までしつこく追いかけてきましたが、こちらの視線を弄ぶかのように、5番人気の馬が次々と入れ替わり、最終的に5番人気になったのは、何と勝ったシーズンリッチでした。これで11・12Rに限れば、阪神競馬は3日にわたって5レース連続で5番人気が三連に絡んだことになります。1番人気の馬ならともかく、経験上(統計上)これはかなり珍しいことです。さすがに次の12Rでは5番人気が7着に敗れて、ようやく「呪縛」が解かれました。やれやれ、です。
気を取り直して、中山11R日経賞ですが、ここは朝ブログで触れたように、258枠が枠の5番人気以内に収まる状況に変化なく、予定どおり、5枠のボッケリーニを三連の軸に据えました。最初は菊花賞馬の両頭のどちらかとくつけて二頭軸マルチにするつもりでしたが、阪神の11Rが荒れて、中山にも飛び火する感じがありましたので、「安全策」というか、目数は増えますが、まあ、どちらかがコケてくれれば、元は取れるだろうと考えました。レースは、こちらも1番人気のアスクビクターモアが出遅れて、いいところなく9着に敗れ、他方、タイトルホルダーは去年の春シーズンを彷彿とさせる強いレースを見せて快勝でした。私が買ったボッケリーニは2着に入ってくれ、3着には同枠のディアスティマが粘り込みました。配当は、三連複14,260円、三連単41,550円となり、アスクが跳んだおかげで、まずまずの好配当となりました。去年は稍重、今年は不良のちがいはありますが、2年続けて1・2着馬が同じというのも珍しいことです。今日は、阪神の毎日杯もそうでしたが、中山も終わってみると、血統的に、キンカメの血脈が生きる馬場だったような気がしました。
ということで、中山が何とか獲れましたので、今日は1勝1敗で、少しだけ明日のGⅠ高松宮記念の資金をつくれました。みなさんは今日の戦績はいかがだったでしょうか。今日もお読みいただきありがとうございました。ひきつづき明日もがんばりましょう。
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