昼間はすっかり暖かくなりました。散歩をしていると、あちこち桜が咲き始めたし、ウグイスも鳴いてるし(田舎なもんで)、心が和みます。あとは馬券が当たれば申し分なしです(笑)。
今日は土曜の阪神牝馬Sを検討してみます。ハンデ戦でもないのに人気薄が突っ込んでくる意外なレースですんで、人気馬が強くても馬券的妙味ありです。今年は出走頭数が少ないですが、好メンバーがそろって、とても上位人気馬だけで決まる感じがしません。
2015年までは距離1400で施行されていましたので、16年以後の過去8年間の3着以内馬の傾向を見てみます。
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
〇京都牝馬S 6頭 (シングザットソング⑪5着 テンハッピーローズ⑧7着
モズゴールドバレル⑥8着)
〇愛知杯 4頭 (*該当馬なし)
〇有馬記念 2頭 (ライラック⑩13着)
〇東京新聞杯 2頭 (マスクトディーヴァ①6着 ウンブライル③9着)
〇初音S 2頭 (*該当馬なし)
ちなみに、間隔で言えば、中6・7週と中11週が多く、山が二つある感じですが、これは前者が京都牝馬S、後者が愛知杯に対応しています。
2)年齢 ※頭数は延べ数
〇4歳 13頭 〇5歳 7頭 〇6歳 4頭 〇7歳以上 0頭
4歳が圧倒的で、4歳馬が3着以内に絡まなかったのは2020年の1回のみです。しかし、去年は4歳馬が3着までを独占しましたので、今年は例年主流の4歳よりも5歳世代に着目すべきかも知れません。
3)血統
ディープインパクト産駒の全盛期は、父ディープ系と母系ノーザンダンサー系で決まりという感じでしたが、近年はキングカメハメハ産駒など、Mr.Prospector系に切り替わってきた印象もあります(今年の出走馬を見ても8/11頭が父ミスプロ系です)。ここでは穴的要素として母系のノーザンダンサーに着目して3頭を拾っておきます。
・ウンブライル:父ロードカナロア/母父ファルブラヴ
・ゴールドエクリプス:父ドゥラメンテ/母父ハービンジャー
・モズゴールドバレル:父Optimizer/母父Rock of Gibraltar
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
①昇級初戦・格上挑戦の馬にチャンス
②前走1着馬の複勝率高い:10着以下でも巻き返しに注意
③前走③人気以内の馬が好走
④ディープ産駒強い/父ノーザンダンサー系は不振
①④は該当馬がありません。②③で合致するのは、ドゥアイズとゴールドエクリプスでしょうか。
5)宮田式バイオリズム◎
・ウンブライル 2・2・0・3
・サブライムアンセム 2・4・0・11
・モズゴールドバレル 4・3・1・9
・モリアーナ 3・0・1・5
6)結 論
追い込み脚質のいい馬が揃った印象です。4歳ではウンブライル、シングザットソング、マスクトディーヴァにモリアーナ、5歳ではライラックあたりの末脚は強烈ですが、今回のメンバーにさしたる逃げ馬が見当たらないので、ペースが速くならないとどんなもんかという感じです。こうなると、モズゴールドバレルが楽に先行できて有利です。前走では主流ステップの京都牝馬Sを叩いて8着でしたが、距離も短かったし、10㌔減が響いたと見るのが妥当でしょう。今回馬体重を460㌔台に戻してくれば、得意のマイルでけっこう残れるのではないかと思いますんで、中軸はこの馬です。
相手は、前走洛陽S勝ちのドゥアイズ、若干距離が短い感じもしますが前走AJCC4着のモリアーナあたりでしょうか。前走痛恨の出遅れが響いたマスクトディーヴァもモレイラ騎乗で巻き返しの気配十分です。穴で一考なのは、距離が長いと「レッテル」を貼られて人気を下げそうなシングザットソングと去年⑩人気で2着のサブライムアンセムだと思います。ライラックはちょっと距離が短いかなあという感じがしますが……。
ということで、今日は、
◎モズゴールドバレル 〇ドゥアイズ ▲モリアーナ △サブライムアンセム でまとめておきます。
明日は、所要により更新はお休みしますが、一日おいて金曜は追い切り情報をまとめるつもりです。
本日もお読みいただきありがとうございました。今週もなかなか好天が続かないようです。外仕事のみなさん、大変ですが、どうか安全第一でお願いします。
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